マヌカハニー効果や正しい食べ方について【注意点あり】

このような疑問や悩みにお答えします。

✔️この記事の内容

マヌカハニーが体にいいのはご存知の方も多いかと思います。

しかし、具体的にどのような効果があるか詳しく知ってる方はそう多くはないようです。

パーソナルトレーニングを指導する中でマヌカハニーについて質問を受けることも多くなってきたので記事にしてまとめたいと思います。

マヌカハニーについて気になっている方は是非参考にして頂ければと思います。

マヌカハニー効果や正しい食べ方について

マヌカハニーとは

そもそもマヌカとは、ニュージーランドに生息する植物のことで、そのマヌカに咲く花から取れた蜂蜜のことをマヌカハニーと言います。

またマヌカとはマオリ語で「復活の木」「癒しの木」という意味を持っており、ニュージーランドの先住民であるマオリ族は樹液や葉を万能薬として使用していました。

マヌカハニーの効果

殺菌効果

蜂蜜にはもともと殺菌効果が備わっています。

蜂蜜は常温で保存しておいてもなかなか腐らないですよね。

その秘密は蜂蜜が持つ、殺菌効果によるものなのです。

蜂蜜の糖度は細菌の水分を減少させる働きがあり、カビなどの繁殖を抑えてくれます。

しかしここで通常の蜂蜜には欠点があります。

それは体内ではその殺菌効果が発揮できないということ。

その理由は蜂蜜が体内に入ると、体内の酵素により酸素と水に分解されてしまいます。

すると蜂蜜の本来持つ殺菌効果が発揮できなくなってしまうのです。

しかし、マヌカハニーには蜂蜜特有の殺菌成分以外にメチルグリオキサールというマヌカハニー独自の殺菌成分が含まれています。

このメチルグリオキサールは体内に入っても酵素の攻撃を受けないので、ピロリ菌や大腸菌、サルモネラ菌などの体内にある悪性菌に対して殺菌効果を発揮してくれるのです。

腸内環境を整える

マヌカハニーには腸内環境を整える効果もあります。

マヌカハニーに含まれる、メチルグリオキサールには腸内細菌を調査して、善玉菌だけを残して悪玉菌だけを殺菌することが可能なのです。

そのため便秘や下痢などといった腸の不調を改善し、腸内環境を整えてくれることができるのです。

口内環境を整える

マヌカハニーの殺菌効果は腸内だけでなく、口内の殺菌に対しても効果を発揮します。

歯周病菌や虫歯菌などの抑制、また口内炎などにも効果的と言われます。

マヌカハニーの糖分が虫歯の原因になるのではと不安に思う方もいるかもしれませんが、マヌカハニーの糖分は虫歯の原因となる糖分と構成が異なるため心配する必要はありません。

実際にマヌカハニー入りの歯磨き粉やマウスウォッシュなどのデンタルケア用品も販売されています。

創傷や切り傷、火傷の治癒の促進

マヌカハニーは創傷や切り傷、火傷の治癒の促進にも効果的です。

創傷や切り傷、火傷になってしまった場合に傷口の表面にマヌカハニーを塗りバンドエイドなどで覆ってあげることでマヌカハニーの殺菌作用で雑菌の繁殖を抑えて治癒を促進してくれます。

実際にニュージーランドでは、マヌカハニーが配合された医薬品が販売されています。

風邪の予防や症状を緩和

マヌカハニーは風邪やインフルエンザなどの予防や症状を緩和する働きもあるといわれています。

最近ではマヌカハニーの入ったのど飴が販売されているのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

さらにマヌカハニーには様々な栄養成分が含まれており、ビタミンB１、B２、B１２、ビタミンC、カルシウムやアミノ酸などの含まれているので、栄養を摂取するのにも効果的です。

マヌカハニーの選び方

実は、ひとことにマヌカハニーといっても数値によって品質の保証がランク分けされています。

「UMF」「MGO」「MGS」の３つのブランドマークの特徴と数値の指標をご紹介します。

マヌカハニーの効果を実感するには、ブランドマークの特徴と数値の指標を知っておく必要があるので説明していきますね。

UMF

UMFとはUnique Manuka Factorの略で「マヌカ特有のユニークな要素」という意味があります。

UMFの数値はマヌカハニーの抗菌作用を医療用の消毒液である「フェノール液」と比較して数値化されています。

UMF10＋と表記されている場合、マヌカハニーの抗菌作用はフェノール濃度10%と同等ということになります。

よってその数値が上がれば上がるほど抗菌作用は高くなるということになります。

UMFのブランドマークはUMFハニー協会に加盟しているメーカーのみが使用を許可されているので、高い品質が保証されているのも特徴です。

MGO

MGOとはメチオグリオキサール（MethyGlyOxal）の略です。

このMGOはその名の通りメチルグリオキサールの含有量を表示した規格で、マヌカハニー１㎏の中にメチルグリオキサールが何mg含まれているかを表しています。

MGO10０＋と表記されている場合、1㎏あたり100mgのメチルグリオキサールを含んでいるということになります。

UMFと比べるとMGOの方が正確性に優れているといわれています。

またMGOと似たMGという表記の場合、登録商標上の制限によってMGOが使えない場合にMGという表記がされています。

MGもMGOと同様の規格ですのでマヌカハニー１㎏の中にメチルグリオキサールが何mg含まれているかを表していると理解して頂けるといいでしょう。

MGS

MGSとはMolan Gold Standardの略で3つの規格の中では最新の規格になります。

規格自体はUMFと同様に抗菌作用をフェノール液と比較して測定しています。

しかしUMFとは別に純度や加熱処理、添加物の有無なども検査の対象になっています。

MGS自体の流通量は少なく、現段階（2019年2月時点）の主なものとしてはUMF、MGOが多いくなってるのが現状です。

結局どれがいいのか

上記に紹介した3つのブランドであればどれも、ニュージーランド政府が認定したマヌカハニーの正規品だということがわかりますので安心してご購入頂いて問題ないでしょう。

またどの規格でも数値が高くなればなるほど抗菌作用が高まり、それと共に価格も高くなります。

一般的な蜂蜜と比べても価格は高くなります。

求める効果にもよりますが健康維持などであれば、おすすめはUMF10＋以上、MGO263＋以上くらいであれば十分に効果を期待できると考えてもらっていいでしょう。

さらに腸内環境の改善、風邪やインフルエンザなどの予防や症状を緩和させたいのであれば、より高い数値のマヌカハニーを選ぶとより高い効果が期待できるでしょう。

摂取目安量

特に決まりはありませんが、1日15ml程度摂取できればいいと言われています。

1日3回ほどに分けて摂取するとよりいいでしょう。

マヌカハニーを食べる際の注意点

1歳未満の子供には与えない

マヌカハニーを含む蜂蜜を1歳未満の子供に与えるとボツリヌス菌に感染してしまう恐れがあります。

ボツリヌス菌は熱に強く、加熱処理しても死にません。

1歳未満の子供には与えないようにしてください。

食べ過ぎない

マヌカハニーがいくら体に良いからといって食べすぎてしまってはカロリー摂取のし過ぎに繋がり健康に悪影響を与えることもあります。

先ほどお伝えした摂取目安量を意識して、摂取しすぎないように注意してください。

特にダイエット中の方は夜遅くに食べるのを控えるなどの工夫が必要です。

偽物に注意する

マヌカハニーの人気を逆手に取り、偽物が出回っているのも事実です。

購入する際は先ほどお伝えした、ブランドマークを必ず確認してから購入するようにして下さい。

安い物を見つけたからといって安易に手を出してしまうと全くマヌカハニーの効果を実感できないということにもなり兼ねません。

少々高額でも品質の良いものを選ぶようにしていただければと思います。

ダイエット中に食べてもいいか

ダイエット中にマヌカハニーを食べてもいけないということはありませんが、食べ過ぎには当然注意が必要です。

また先ほどもお伝えしたように、夜遅くに食べるのも控えましょう。

その他にも、パンなどの糖質と一緒に食べるなどの食べ合わせにも注意が必要です。

具体的にはトーストにマヌカハニーをかけて食べると、トーストに含まれる糖質とマヌカハニーに含まれる糖質の摂取となりダイエットには不向きな食べ合わせになります。

ダイエット中にマヌカハニーを食べる場合は、できるだけマヌカハニー単体で食べるようにして糖質の摂取量が多くなりすぎないようにすることが大切です。

おすすめのマヌカハニー

UMFハニー協会公式認定マヌカハニー（ＵＭＦ１２+）

こちらのUMFハニー協会公式認定のマヌカハニーであればＵＭＦ１２+として認定されているので安心安全です。

是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

マヌカハニーについてご理解いただけたでしょうか。

最後にマヌカハニーについてまとめたいと思います。

✔️マヌカハニーの効果

✔️マヌカハニーの選び方

✔️マヌカハニーを食べる際の注意点

✔️ダイエット中の注意点

上記を参考にマヌカハニーについての疑問や悩みが少しでも解消されれば幸いです。

以上、マヌカハニー効果や正しい食べ方についてでした。