ダイエットに取り組むのは女性の方が多く、女性の方がリバウンドしてしまう傾向にあります。
✔️記事を読んで得られるメリット
・痩せにくくてもダイエットを成功させる方法がわかる
女性にも男性にもダイエットの参考になる内容になっていますので、是非最後まで読んでみてください。
3分程度で読めると思います。
目次
なぜダイエットは女性の方が痩せにくいのか
女性ホルモンについて
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの二つに分けられます。
このエストロゲンとプロゲステロンは生理周期の28日間サイクルで増減を繰り返しています。
そしてこのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量のバランスによって痩せやすい時期と痩せにくい時期に分かれます。
女性が無理にダイエットすると心身に過度なストレスがかかりダイエットがうまくいきません。
自分の体や性周期のホルモンバランスとダイエットの関係をしっかりと理解しておかないとダイエットの成功率は大きく下がってしまうでしょう。
エストロゲンとは
エストロゲンは発情ホルモンや卵胞ホルモンとも呼ばれ、排卵と妊娠の準備を促す役割があります。
エストロゲンの分泌は生理後から排卵前までの7日間に継続して増加します。
プロゲステロンとは
プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれます。
生理前の7日間に分泌量が増えます。
プロゲステロンの分泌の増えるとイライラや、甘いものが食べたくなったり、体がむくんだり便秘になったりします。
また精神状態が不安定になる傾向にもあります。
痩せやすい時期
痩せやすい時期はエストロゲンが分泌される生理が終わってからの2週間です。
エストロゲンには食欲を抑え、代謝も上がりやすくなります。
またむくみやイライラも解消される時期でもあるので、精神状態も安定しているので運動にも取り組みやすい時期と言えます。
エストロゲンにはこのほかにも髪や肌のうるおいを与える働きがあります。
痩せにくい時期
痩せにくい時期はプロゲステロンが分泌される生理1週間前から生理が終わるまでのの2週間です。
プロゲステロンの分泌が増えると先ほどお伝えしたように、イライラしたり、甘いものが食べたくなったり体がむくんだり便秘にることによって体重が増加しやすくなります。
このサイクルを理解せずにダイエットに取り組んでいると、「せっかく食事に気をつけたり、運動も頑張っているのに痩せないなんてダイエットする意味ない」と感じてしまい、途中で挫折してしまう可能性が高くなってきます。
痩やすい時期の運動
痩せやすい時期だからといって無理に食事量を減らすことは避けましょう。
規則正しく、バランスよく食事をとっていただくことが大切です。
余分な炭水化物やお菓子などの間食、揚げ物などを食べるとダイエットはうまく進まないので要注意です。
痩せにくい時期の食事
基本的に食事内容を変える必要はありません。
痩せにくい時期だからといって、甘い物をたくさん食べたり、ストレス発散で過食してしまうとダイエットはうまくいきません。
ただし生理中は鉄分を多めに取るように心がけましょう。
鉄分はお肉や魚、レバーなどの動物性の食品やホウレンソウや小松菜やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれます。
また鉄分はビタミンCと合わせて摂取すると吸収率がよくなるのでビタミンCも合わせて摂取するように心がけましょう。
ビタミンCはレモンやグレープフルーツ、ミカン、ピーマン、芽キャベツ、アセロラジュースなどに多く含まれています。
痩せやすい時期の運動
痩せやすい時期だからといって無理な運動を頑張りすぎることは避けましょう。
運動も基本的に継続することが大切ですので、自分のペースで継続できる運動を行うことが大切です。
運動については別の記事でも詳しく書いていますので参考にしてみてください。
→【筋トレ初心者におすすめ】初心者の体づくりのためのジムメニュー
痩せにくい時期の運動
生理中はあまり高負荷のトレーニング避けた方がいいでしょう。
特に腹圧が高まるような腹筋や重たい重りを持ってするスクワットなどは出血量を増やすこともあるので、あまりおすすめではありません。
ウォーキングや軽めのジョギング、ゆっくりできるヨガやストレッチなどは、程よく血行を良くして重たい腰や足のむくみの解消にもなるのでおすすめです。
閉経後の女性ホルモンとダイエットの関係
ダイエットに好影響をもたらすエストロゲンですが、30代半ばを境に分泌量が低下してきます。
特に40歳を過ぎると生理の周期が不規則になり、女性ホルモンのバランスは崩れ始めます。
そして50歳前後で閉経を迎えるのですが、この時に同時に訪れるのが更年期障害です。
更年期ではホルモンバランスの乱れによって、心身にさまざまな不調をきたすようになります。
少し話が逸れましたが、ダイエットにおいては40歳を境にエストロゲンの分泌量が減り若い頃のように痩せにくくなるという特徴があることをご理解いただければと思います。
急激に痩せることもホルモンバランスの乱れに繋がる
女性が2ヶ月で10㎏以上体重を落とすようなダイエットを行うと、性周期が乱れ生理が遅れたり止まってしまったりします。
1ヶ月で落とす体重の目安は自分の体重の3%を目安にしてください。
例えば体重60㎏の人であれば1ヶ月で1.8㎏くらい落とす計算です。
1ヶ月で1.8㎏と聞くと、全然痩せていないという印象を持つ方もいるかもしれませんが、この3%ずつ痩せることを半年継続すると60㎏の方でも半年後には49㎏代になります。
このように短期でみると全然でも長い目でみるととても大きな差になります。
健康的に焦らず継続していくことが大切と言えます。
まとめ
女性の方が痩せにくい、男女によるダイエットの違いについてはご理解いただけたでしょうか。
女性が痩せにくい原因には女性ホルモンが大きく関与しています。
男性には女性ほどのホルモンバランスによって影響を受けることが少ないので、比較的ダイエットが順調に進みやすくなります。
ですので女性が男性のダイエットの経過を聞いて焦ったり、悩む必要はありません。
女性の場合はホルモンバランスの影響によって痩せにくいということを十分に理解し、自分自身の体をしっかりと理解してあげてください。
ホルモンバランスを理解したうえで、ダイエットをうまく進めて行くことができれば焦ることなくダイエットを成功に導くことができると言えます。
無理せず自分のペースでダイエットをするのがおすすめです。
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