【ホームジム】マシンの選び方やホームジムを作る際の注意点

「ホームジムって憧れるな。家でトレーニングしたいときに出来るし、人目も気にならない。でもホームジムに最適なマシンとかあるのかな?ホームジムを作る際の注意点とかもあれば教えて欲しい。」

このような疑問や悩みにお答えします。

この記事を書いている私は、ジムを2店舗パーソナルジムを経営しており内装やマシンの搬入まで業者に依頼せずスタッフや身内に協力してもらいコストをできるだけかけずにジムを作るということを実際に経験済みです。

✔️この記事の内容

・ホームジムの作る際のポイント
・ホームジムのマシンの選び方
・ホームジムを作る際の注意点
・おすすめのマシン
・まとめ

何も考えずにマシンを買ってしまうと後悔する恐れもありますので、この機会に是非ホームジムを作るにあたって良く考えていただければと思います。

では早速みていきましょう。

ホームジムの作る際のポイント

広さやスペースは十分あるか

ホームジムを作るにあたってマシンを設置するとなるとそれなりのスペースが必要になります。

マシンを設置し、その中でバーベルやダンベルを動かしトレーニングするので、ある程度の余裕を持ってスペースを確保しておく必要があります。

マシンを設置したのはいいものの身動きがとりづらくなってしまっては、トレーニングするのもストレスになってしまいます。

トレーニング中にストレスにならないよう、自分がトレーニングしている姿をイメージしてどのスペースにマシンを設置するか決めましょう。

目安は最低でも6〜10畳くらいあればいいでしょう。

高さは十分にあるか

スペースと同様にマシンの高さより天井の高さが十分にあるかどうかは確認しておいてください。

天井の高さが、自分の設置したいマシンの高さよりも高いかどうかチェックしましょう。

またマシンの入る高さは満たしていても、懸垂をしたりすると頭が当たってしまうようだとトレーニングに支障をきたしてしまうのでトレーニングで懸垂を取り入れようと考えている方であれば懸垂時に上がった状態の高さも含めて満たせているかどうかもチェックしましょう。

床はマシンの重さに耐えられるか

マシン設置場所の床がマシンの重さに耐えられるかどうかも事前にチェックしておきましょう。

パワーラックやバーベル、プレートなどの重さを合わせると500㎏近くなる場合もあります。

そのような重さに床が耐えられるのか不安な方も多いでしょう。

住宅用途の長期積載荷重の最低基準は180kg/㎡と定められています。

これは局所的ではなく、部屋全体の計算に当てはめられる数字です。

例えば10㎡の部屋であれば長期積載荷重は最低でも1800㎏はあるということになるので、基本的には問題ないと考えていいでしょう。

しかし、住宅そのものの老朽化、欠陥住宅などがあれば床が重量に耐えられない可能性も出てくるので不安のある方は一度、専門家へ相談することをおすすめします。

ホームジムのマシンの選び方

どのような目的でトレーニングをするか

自分がどんな目的でトレーニングするかを決めてからマシンを選ぶようにしましょう。

持久力をつけたいのであれば、ランニングマシンやエアロバイクなどの有酸素運動ができるマシンは外せません。

筋力をアップさせたいのであれば、パワーラックやスミスマシン、ダンベルなどのマシンやフリーウエイトは必須となります。

自分がどのような目的でトレーニングをするか、しっかりと明確にしたうえでマシンは選ぶようにしましょう。

できるだけ数多くの種目ができるようにする

マシンを設置する際はできるだけ多くのトレーニング種目をできるようにするのがおすすめです。

例えば、せっかくホームジムを作ったのに足のトレーニングしかできないようなマシンを揃えてしまうとトレーニングのバランスとしてはよくないですし、トレーニングが偏ってしまいます。

全身が満遍なくトレーニング可能で、トレーニングのバリエーションも豊富にできるようにマシンを選択するのが望ましいと言えます。

そうなると必然的にパワーラックやスミスマシン、ダンベルなどを揃えて有酸素運動ができるランニングマシンやエアロバイクを設置するのが王道と言えるでしょう。

実際に使ってみる

マシンを選ぶうえで一番大切と言っても過言でないのが自分で実際に使ってみることです。

同じ部位を鍛えるマシンでもメーカーによっても使い心地が全く異なります。

実際に自分で使ってみて自分の体にフィットするか、使っていて違和感がないか、自分一人でもイスの位置、フレームの高さなどマシンの微調整が可能がどうかなども細くチェックするようにしてください。

ホームジムを作る際の注意点

搬入は可能か

設置する場所までの搬入路は十分に確保でき、安全に搬入可能かどうかも事前に調べておく必要があります。

組み立て式のマシンであれば設置場所まで搬入した後に組み立てることができますが、そうでない場合は置くスペース自体に問題がなくても搬入ができないため断念せざるおえないケースもあります。

安全面を考慮する

ホームジムを作るうえでは必ず安全面を考慮するようにしてください。

ホームジムではトレーニングを見守ってくれる人や近くにトレーニングの補助をしてくれる人が常にいるとは限りません。

特に一人暮らしの人でホームジムでトレーニングしている最中にバーベルを顔や首の上に落としてしまったりすると命の危険にも関わります。

自分一人でトレーニングしていてもしっかりリスク管理ができるようにマシンの設置やマシンの選択をするようにしましょう。

防音や防振対策

ホームジムを作るうえで防音と防振に対する考慮は必要です。

一戸建てだと隣近所、マンションだと下の階の住人からのクレームが出ないかどうかを考えることは近所付き合いでトラブルにならないようにするためにも大切です。

防音、防振マットを床に敷いたり、できるだけ音や振動が起きないようにする配慮も必要です。

持ち家か賃貸か

ホームジムを作るうえで持ち家か賃貸かも重要です。

持ち家であれば少々、家そのものに損害があっても自分のものですからどうにでもなります。

しかし、賃貸だと何か損害があった場合に大きな賠償責任を問われることにもなりかねません。

賃貸の場合は特に注意してホームジムの設置や使用をするようにしたほうがいいでしょう。

処分の方法

ホームジムを設置したのはいいものの、なんらかの理由で使わなくなったり引越しなどで処分を余儀なくされた場合の処分の方法はあらかじめ考えておいたほうがいいでしょう。

当然、普通ゴミとしては処分できないのでリサイクルショップに持っていったり、ネットでオークションに出したり、ジモティーなどの掲示板で欲しい人に譲ってあげたり、無料回収してくれる鉄くず回収業者に依頼するなどの方法があげられます。

最悪の場合、自腹で不用品回収業者などに依頼しなくてはいけないので注意が必要です。

おすすめのマシン

・TUFF STUFF パワーラックシステムCPR-265
ホームジムにおすすめなのはパワーラックです。

パワーラックがあればかなりバリエーション豊富なトレーニングが可能となります。

・IVANKO(イヴァンコ)社製OT-20 スタンダードオリンピックバー(φ50mm)
オリンピックバーがあればビックスリーと呼ばれる、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトが可能となります。

・オリンピックプレートセット
さらに負荷を増やすためのプレートセットです。

・パワーブロック
パワーブロックは限られたスペースでも軽いダンベルから、重いダンベルまで重さを調整して使用できる可変式のダンベルになります。

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

パーソナルトレーニングジム「 The Body Professional 」を経営。小学生から高齢者まで年間延べ2000人のダイエットや体作りをサポート。ダイエットに成功する人が必然的にやっているルールを実践するだけで気付いた時には痩せている。そんな状態を作り出す『ベストスタイルダイエット』を全国に広めるために活動中。ブログ以外でもオンラインでダイエットサポート中。
◆柔道整復師 ◆鍼灸師 ◆パーソナルトレーナー