ビタミンDが体に必要なのはなんとなく知っているけど、どのような効果があるのかどれくらい摂取すればいいのかなど詳しく理解できているでしょうか。
この記事では、、、
「ビタミンDの効果を詳しく知りたい」
「ビタミンDって1日どれくらい摂取すればいいの?」
「ビタミンDって何を食べれば効果的に摂取できるの?」
などの悩みや疑問を解消できる内容になっています。
上記のような、悩みや疑問がある方は是非この記事を参考にして頂ければと思います。
では早速みていきましょう。
目次
ビタミンDの効果について
ビタミンDとは
ビタミンDは脂溶性のビタミンで、食べ物から摂取する他に日光に当たることでも合成されます。
骨を強くする
骨を強くするというとカルシウムを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、そのカルシウムの吸収をよくしてくれるのがビタミンDなのです。
カルシウムとビタミンDを合わせて摂取することによって、効率的に骨を丈夫にしてくれます。
筋肉を強くする
ビタミンDは筋肉強くする効果もあります。
なぜならビタミンDはタンパク質の合成を促進させてくれるのです。
筋トレをしている方はプロテインを摂取したり、日頃からタンパク質の摂取を意識していると思いますが、同時にビタミンDも同時に摂取することでタンパク質の吸収を良くし、筋肉の修復や合成に役立ちます。
ビタミンDの摂取方法
食事から摂取
ビタミンDは魚介類やキノコ類に多く含まれます。
魚介類ではイワシやしらす、カツオ、鮭などに。またキノコ類ではきくらげやシイタケなどにも多く含まれます。
特に魚介類はビタミンDに加え、カルシウムやタンパク質も同時に摂取できるので最高の食材といえます。
日光に当たる
ビタミンDは日光に当たることで皮膚からの合成も可能です。
紫外線を直接、皮膚に浴びるのが効果的とされています。
紫外線はシミなどの原因にもなるので、避けられる方も多いと思いますがある程度、日光を浴びることも大切なんですね。
できれば1日15分くらいは日光に当たるように、外出するのがおすすめです。
ビタミンDが不足すると
骨粗鬆症
特に高齢者になると注意が必要なのが骨粗鬆症です。
骨密度が低下してくると、骨折のリスクが高まり一度骨折して長期の入院をしてしまうと寝たきりや認知症になる蚊の性も高まるので注意が必要です。
低カルシウム血症
ビタミンDのカルシウムの腸管からの吸収や、腎臓での再吸収が低下しカルシウムが不足した状態になり低カルシウム血症がおきます。
くる病や骨軟化症
小児に起こる骨の石灰化障害で、骨格に異常をきたします。
ビタミンDを過剰に摂取すると
高カルシウム血症
血中のカルシウム濃度が非常に高い状態です。
初期症状では便秘や吐き気、腹痛、食欲減退、嘔吐などがみられます。
重度になると、せん妄や幻覚、昏睡を伴う脳の機能障害を引き起こします。
腎機能障害
むくみや尿量が増えたり、だるさ、貧血が起こります。
ビタミンDの摂取目安量
年齢 | 男性 | 男性 | 女性 | 女性 |
---|---|---|---|---|
目安量(μg/日) | 耐容上限量(μg/日) | 目安量(μg/日) | 耐容上限量(μg/日) | |
1~2(歳) | 2.0 | 20 | 2.0 | 20 |
3~5(歳) | 2.5 | 30 | 2.5 | 30 |
6~7(歳) | 3.0 | 40 | 3.0 | 40 |
8~9(歳) | 3.5 | 40 | 3.5 | 40 |
10~11(歳) | 4.5 | 60 | 4.5 | 60 |
12~14(歳) | 5.5 | 80 | 5.5 | 80 |
15~17(歳) | 6.0 | 90 | 6.0 | 60 |
18~29(歳) | 5.5 | 100 | 5.5 | 100 |
30~49(歳) | 5.5 | 100 | 5.5 | 100 |
50~69(歳) | 5.5 | 100 | 5.5 | 100 |
70以上(歳) | 5.5 | 100 | 5.5 | 100 |
妊婦 | 7.0 | |||
授乳婦 | 8.0 |
*妊婦、授乳婦では耐容上限量の記載はありませんが、摂取しすぎても問題ないということはないのでくれぐれも摂取のし過ぎには注意してください。
ビタミンDの効果とはについてのまとめ
ビタミンDについての悩みや疑問は解消されたでしょうか。
ビタミンDを効果的に摂取することは年齢や性別、目的に関わらず必要不可欠です。
ただし、むやみやたらに摂取するのではなく適切量を理解したうえでバランスのいい食事を意識して摂取するのが大切といえます。
また食事からの摂取が難しいという方は、サプリメントからの摂取も効果的ですのでそちらも検討してみてはいかがでしょうか。
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