マシントレーニングとフリーウエイトではどちらが効果的か?【筋トレ】

筋トレには様々な方法があります。

その中でも、よくいただく質問の一つが「マシントレーニングとフリーウエイトではどちらが効果的か?」ということです。

この記事では、

「筋トレをしているけどマシントレーニングとフリーウエイトどっちがいいの?」
「そもそもマシントレーニングとフリーウエイトの違いって何?」

そんな疑問をお持ちの方に役立つ内容になっています。

ぜひこの機会に、知っておいて筋トレを効果的に行っていってくださいね。

では早速みていきましょう。

マシントレーニングとフリーウエイトではどちらが効果的か?

マシントレーニングとフリーウエイトの違い

マシントレーニング

マシントレーニングとは、機械によってトレーニングできる部位が決まっていたり、動作の軌道が決まっているものをいいます。

重りを調整するときは、ピンを差し替えて行うスタック式が一般的で、その他にもプレートを差し替えて重さを調整するプレートローディング式もあります。

マシンの中でもケーブルマシンは軌道が安定しないため難易度が高くなります。

フリーウエイト

フリーウエイトとは、バーベルやダンベルを使ったトレーニングのことをいいます。

パワーラックやベンチ台を使ってトレーニングを行うのが一般的です。

ウエイトリフティングで行われている種目もフリーウエイトになります。

マシンのように動作の軌道が決まっていないので、不安定な状態でのトレーニングとなるのが特徴です。

マシントレーニングのメリットとデメリット

メリット

・軌道が決まっているので初心者でも狙った筋肉に効かせやすい
・安定しているので安全性が高い
・重量の調整が簡単
・一人でも限界まで追い込める

などがあげられます。

・軌道が決まっているので初心者でも狙った筋肉に効かせやすい。
マシントレーニングでは、フリーウエイトと違い動作の軌道が決められているので余計なことを意識しなくても筋肉に効かせることが可能です。

・安定しているので安全性が高い
こちらもフリーウエイトとは違い、重りを落としたり危険性がないので安全性が高く、ケガをするリスクが低いといえます。

・重量の調整が簡単
ピンを差し替えて行うスタック式が一般的なので、重量の調節が一瞬でき時間の短縮になります。

女性一人でも安全に簡単に重量の調節ができるので女性にも使いやすいといえます。

・一人でも限界まで追い込める
マシントレーニングではケガのリスクが低く安全性が高いので、限界まで追い込むことができます。

フリーウエイトだと一人で限界までトレーニングしてしまうと、もし持ち上げられなかったときにケガをする危険性があるので、ギリギリまで追い込むことがしづらいといえます。

デメリット

・軌道が決まっているために一人一人に合わせた動きができない
・部位ごとのトレーニングはできるが全身を一度に使うようなトレーニングがしづらい

などがあげられます。

・軌道が決まっているために一人一人に合わせた動きができない
軌道が決まっているので初心者でも扱いやすい反面、人の骨格は様々なので細かな微調整というのが難しくなります。

・部位ごとのトレーニングはできるが全身を一度に使うようなトレーニングがしづらい
マシントレーニングではマシン一つ一つに鍛えられる部位が決まっているので、全身の筋肉を使った複合的なトレーニングが難しくなります。

フリーウエイトのメリットとデメリット

メリット

・動きが制限されないので自分にあった動きや微調整ができる
・重りが不安定なので全身を使ってコントロールする必要があるので、全身を鍛えることができる
・スポーツへの応用がしやすい

・動きが制限されないので自分にあった動きや微調整ができる
マシントレーニングでは、女性も男性も身長も体重も関係なく決まった軌道でしか運トレーニングすることができませんでしたが、フリーウエイトはその人それぞれに合った可動域や動きの微調整が可能となります。

・重りが不安定なので全身を使ってコントロールする必要があるので、全身を鍛えることができる
マシントレーニングでは単一の筋肉や部分的な動きでトレーニングすることが可能で、全身を使わなくてもトレーニングができてしまいますが、フリーウエイトの場合は重りが不安定なので、例えば上半身のトレーニングをしていても下半身でしっかりと踏ん張ったり、体感でしっかりと支えないとできません。

・スポーツへの応用がしやすい
ほとんどのスポーツは全身を使った運動連鎖を必要とする動きが求められます。

マシントレーニングでは運動連鎖は必要としない場合が多いですが、フリーウエイトでは全身をの力をうまく重りに伝えることが要求されるため、スポーツのパフォーマンスアップにも繋がりやすくなります。

デメリット

・重りが不安定なためケガをするリスクが高い
・重りのコントロールが難しい
・フォームが安定しにくい

・重りが不安定なためケガをするリスクが高い
マシントレーニングと違いフリーウエイトは重りが不安定で、限界まで追い込んだりすると重りをコントロールできずに足の上や顔の上に落としてケガをする危険性があります。

・筋肉に効かせるテクニックが必要
特に筋力のない筋トレ初心者や女性は、不安定な重りをコントロールするのが難しくマシントレーニングに比べて筋肉に効かせるためのテクニックが要求されます。

・フォームが安定しにくい
不安定なフリーウエイトはフォームの安定させるのも難しくなります。

フォームの正確性や安定性は筋肉に効かせることにも直結するのでとても重要です。

結果的にマシントレーニングとフリーウエイトではどちらが効果的なの?

では結局のところマシントレーニングとフリーウエイトどちらが効果的かと言われると、、、

マシントレーニングとフリーウエイトどちらにも一長一短あり、それらを理解したうえでどちらも組み合わせたトレーニングが最も効果的」といえます。

しかし初心者や女性の場合は、まずはマシントレーニングから体を筋トレに慣らしていった方がいいでしょう。

また、できることなら最初はパーソナルトレーナーをつけてトレーニングするのがおすすめです。

特にフリーウエイトを使う場合はパーソナルトレーナーをつけておけば安心です。

マシントレーニングとフリーウエイトではどちらが効果的か?のまとめ

いかがだったでしょうか。

マシントレーニング、フリーウエイトにはそれぞれメリット、デメリットがあり両方をうまく組み合わせてトレーニングをして行くのが効果的だとうことがお分り頂けたかと思います。

筋肉を発達させていくうえで、常に筋肉に刺激を与える必要があるというのはご存知かと思います。

普段マシントレーニングばかりになっている人はフリーウエイトを、普段フリーウエイトばかりの人はマシントレーニングを行ってみるのもいいでしょう。

初心者の方はマシントレーニングにしてもフリーウエイトにしても正しいフォームを身につけることに重点をおいていただければと思います。

筋トレ初心者の方はフォームができていないのに、無理にフリーウエイトを使おうとするとケガをしてしまう危険性があるので十分気をつけてくださいね。

マシントレーニングとフリーウエイトを効果的に組み合わせて今後の筋トレに生かしてみてください。

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パーソナルトレーニングジム「 The Body Professional 」を経営。小学生から高齢者まで年間延べ2000人のダイエットや体作りをサポート。ダイエットに成功する人が必然的にやっているルールを実践するだけで気付いた時には痩せている。そんな状態を作り出す『ベストスタイルダイエット』を全国に広めるために活動中。ブログ以外でもオンラインでダイエットサポート中。
◆柔道整復師 ◆鍼灸師 ◆パーソナルトレーナー