筋トレしても筋肉痛にならない5つの理由【その筋トレで大丈夫?】

✔️この記事の内容

「頑張って筋トレをしているのに筋肉痛にならない。これでいいのかな?」

このような悩みにお答えします。

せっかく筋トレを頑張っても、次の日に筋肉痛になっていなかったら「昨日の筋トレは効いていなかったのかな」と少し不安になりますよね。

結論から言うと、筋肉痛になったからといって、筋トレが無意味かというとそんなことはありません。

ただ筋肉痛はしっかり狙った筋肉を使えていたか、追い込めていたかの指標にはなるので、筋肉痛があれば効果的な筋トレが出来ていたと言っていいでしょう。

では筋トレを頑張ってしたにも関わらず「なぜ筋肉痛がこないのか」その理由をまとめましたので是非参考にしてみてください。

筋トレしても筋肉痛にならない理由

筋肉を追い込みきれていない

筋トレを始めて、すぐの頃は少し筋トレをしただけでも筋肉痛になります。

それは普段使ってない筋肉や、普段しない動きをするから筋繊維に微細な損傷が発生し筋肉痛になります。

ですがある程度、筋トレしていると筋肉も刺激にだんだんと慣れてきます。

筋肉は刺激に慣れてしまうと、その時点で成長が止まってしまいます。

ですので、常に刺激を与え続ける必要があるのです。

筋トレで筋肉を追い込むとは、その筋肉の持っている力の限界を超えていかなくてはなりません。

例えば刺激を変えるには、、、

重さを変える

いつも使っている重りよりも、1㎏でも重いものを使うということです。

重さが増えたからといって、トレーニングフォームが変わってはいけません。

フォームはあくまでもいつも通りで、少しずつ重りをあげていってください。

回数

前回10回出来たから、今回も10回ではダメなのです。

前回10回出来たら、今回は11回、12回と1回でも多くするという意識が大切です。

この場合も、回数を増やすためにトレーニングフォームが変わってはいけません。

あくまでもフォームは統一して、反動を使ったりしてはいけません。

セット数

いつも3セットやっているところを4セットにしたりするのもいいでしょう。

またセット数や回数などの数字にとらわれると、そこまでできるように無意識に体が調整してしまうので、数は決めずにできるだけ限界までやるようにするのがおすすめです。

限界までやった結果が、10回や11回だったという数字はあくまでも目安と結果です。

メニュー

トレーニングのメニューはある程度、決めてからするようにしてください。

トレーニングのメニューとは「一週間に何回するのか」「どこの部位をするのか」「どんな種目を組み合わせるのか」などです。

初心者の方は、「何からすればいいかわからない」という方もいると思うので、そのような方は初心者向けのトレーニングプログラムを書いた記事がありますのでそちらを参考にしてください。

トレーニングはその日の気分で決めると、いつもより少なかったり、いつもより早く終わってしまったりします。

そのようなことがないように一度決めたメニューは、ある程度継続するようにしてください。

その理由はそのトレーニングが自分に合っているのか、効果を判定するためです。

1ヶ月くらい同じトレーニングメニューを続けて、体の変化を見ながら新しい種目や、新しいプログラムに変えてみてください。

そうやって体に慣れがこないように、常に新しい刺激を与えるということを意識していきましょう。

このように筋肉に刺激を与え続けるには、様々な要素を定期的に変えていく必要があります。

筋トレのフォームが悪い

初心者の方でよく見かけるのが、フォームが悪いという方です。

トレーニングフォームが悪いと、狙った筋肉に効かすことができません。

正しいフォームで、トレーニングできているということは筋肉を追い込むといことにも通じます。

特に筋トレ初心者の方は正しいフォームを習得することをおろそかにしないでくださいね。

正しいフォームはyoutubeなどを見れば無料で教えてくれます。

お金に余裕のある方は、パーソナルトレーニングを受けるのがおすすめです。

やはりyoutubeでみるのと、実際フォームをみてもらって指導してもらうのとでは全く違います。

パーソナルトレーナーにみてもらうことで、自分の気づかなかったクセや何が悪いかなどを適切に指摘してもらえます。

伸張性収縮を意識できていない

伸張性収縮とは、戻す動作のことと考えてください。

エキセントリック収縮ともいいます。

例えば、スクワットだとしゃがむ動作、ベンチプレスだと重りを下ろす動作などがこの伸張性収縮にあたります。

この伸張性収縮の時に、筋繊維い微細な損傷が生じて筋肉痛になるのです。

この、スクワットのしゃがむ動作や、ベンチプレスの重りを下ろす動作を早くやってしまうと、ほとんど筋肉を使わずにできてしまいます。

そうすると筋肉痛はきづらくなってしまいます。

筋トレの効果としても、とても大切な部分を無駄にしてしまっていることになるので注意してくださいね。

筋肉を大きくしたいなら反動を使ってトレーニングしないというのがポイントです。

同じ筋肉ばかりトレーニングしている

例えば胸板を厚くしたいからといって、胸のトレーニングばかりしていませんか。

同じ筋肉ばかりを頻繁にトレーニングしてしまうと、オーバーワークとなり疲労が回復しないまま次のトレーニングをすることになるので、しっかりと筋肉を追い込むことができません。

最低でも、筋トレをしたらその部位は2〜3日休ましてあげるようにしましょう。

これを超回復といいます。

またその部位というのは、胸をトレーニングしたのであれば、胸のトレーニングは2〜3日休養を与えてあげるということです。

ですので、胸以外の部位であれば次の日に筋トレを行うことは問題ありません。

しっかり休養を与え、超回復した時点でまたトレーニングするというのが理想のトレーニングサイクルです。

逆にトレーニングしてから期間が空き過ぎてもいけません。

最低でも週に1回は筋トレができるように、トレーニングプログラムを組むようにしてくださいね。

筋肉が小さい部位や未発達な部位のトレーニング

例えば女性で肩のトレーニングをしても筋肉痛になったことがないという方は少なくないと思います。

肩の筋肉は三角筋全体でみると実は大きいのですが、一種目のトレーニングで三角筋全体を鍛えるのはとても難しいのです。

ですので、肩のトレーニングをしても部分的にしか鍛えることができず、また発達もそれほどしていない場合は筋トレしてもそれほど筋肉痛になりません。

筋肉が大きい太ももの前やお尻、ふくらはぎといった部位は筋肉を動かしている感覚がつかみやすく、トレーニングでも追い込みやすくなります。

しかし筋肉が小さいと筋肉を動かしているという感覚が少ないため、筋肉を使って追い込む感覚がわかりづらいのです。

これはテクニック的な要素も入るので、何度も繰り返しトレーニングを行う必要があります。

上手く筋肉を使っている感覚がつかめてくると、筋肉痛も感じるようになり、筋肉もそれに合わせて成長していきます。

まとめ

それではまとめです。

✔️筋トレをしても筋肉痛にならない理由まとめ

・筋肉を追い込みきれていない
・筋トレのフォームが悪い
・伸張性収縮を意識できていない
・同じ筋肉ばかりトレーニングしている
・筋肉が小さい部位や未発達な部位のトレーニング

などが考えられます。

最初にもお伝えしたように、筋肉痛がくればいいというような単純なものではありませんが、筋肉痛はしっかりトレーニングできたかどうかの指標にはなります。

今回ご紹介したポイントを意識して、筋トレに励んでみてくださいね。

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パーソナルトレーニングジム「 The Body Professional 」を経営。小学生から高齢者まで年間延べ2000人のダイエットや体作りをサポート。ダイエットに成功する人が必然的にやっているルールを実践するだけで気付いた時には痩せている。そんな状態を作り出す『ベストスタイルダイエット』を全国に広めるために活動中。ブログ以外でもオンラインでダイエットサポート中。
◆柔道整復師 ◆鍼灸師 ◆パーソナルトレーナー