夏と冬では、代謝が高いのは冬です。
それは冬は寒くなるため、体が体温を維持しようと代謝をあげて体温調節するためです。
ですので冬はダイエットの適した季節といえます。
それなのに冬に太る方が多いのはなぜでしょう。
「毎年冬になると太る」という方は、ぜひこの記事を読んで冬に備えていただければと思います。
目次
冬に太る理由
イベントが多い
冬のイベントといえば、クリスマスやお正月、忘年会、新年会とイベント三昧です。
そうなると、どうしても食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしてしまいますよね。
食べ放題や飲み放題にすると、何杯飲んだかも忘れるくらい飲む方も多いのではないでしょうか。
食べ物も居酒屋などのメニューはお酒に合う、料理が多いので味の濃いものや、揚げ物系も多く用意されています。
コースメニューの場合だと、唐揚げやポテトフライは定番ですよね。
こうした外食が、月に1回程度であれば問題ないですが、毎週のように入ったり、最悪の場合は週に2、3回も飲み会が入ってるなんてことも出てくるかもしれません。
そうなると太ってしまうのは目に見えていますよね。
食べ物が美味しい
冬といえばカニや牡蠣などの魚介類をはじめ、野菜なども美味しい食材がたくさん採れます。
そんな食材を使った鍋料理は冬の食卓には欠かせませんよね。
そして鍋のシメといったら雑炊やラーメンなどの炭水化物です。
想像しただけでも、美味しそうな反面、太りそうなメニューでもありますね。
食べ過ぎや、シメの炭水化物には注意が必要です。
夏に比べて動かなくなる
冬になると、家から外出する機会が減るという方も少なくないと思います。
寒いと外に出るのは嫌ですよね。
ですがそうやって自宅でこたつや暖房の効いた部屋でゴロゴロしているというのは代謝よくありません。
寒くてもジムに行ったり、ウォーキングに出かけたりして体を動かすようにしましょう。
じっとしているというのは、動物が冬眠しているのようなものです。
動物は冬の食物がない時期を乗り越えるため、できるだけ消費カロリーを抑えて冬眠します。
その間は、一切食べ物などを口にしません。
当然太ることもないわけですが、人間は違いますよね。
冬眠もしませんし、通常の生活をしていれば1年365日食事を摂ります。
ですので、食事を摂ったからには動かないと太る、というのは容易に想像がつきますね。
ではこれらの場合はどのような対策をすればいいでしょうか。
太らないようにするには
できるだけ飲み会に参加しない
何と言ってもこれができれば一番いいでしょう。
本当に参加しなくてはならない飲み会にだけ参加するようにして、どっちでもいいような飲み会には参加しないようにしましょう。
揚げ物や炭水化物は食べない
飲み会に行っても、揚げ物や炭水化物は食べないと決めて行くようにしましょう。
揚げ物や炭水化物を控えるだけでも、大幅に摂取カロリーが抑えられるので太りにくくなります。
できるだけサラダや肉、魚などのヘルシーなものを中心に食べるように意識しましょう。
飲む量を決めておく
あらかじめ飲む量を決めて、飲み会に参加するようにしましょう。
ビール2杯とか、ハイボール2杯とかをあらかじめ決めておくことで、ペース配分に気を付けるので飲みすぎを防ぐことができます。
飲み会前に軽く食べてから行く
飲み会に空腹の状態で参加して、目の前に美味しそうな料理が出されて我慢するのは辛過ぎますよね。
ですのであらかじめ、自宅やコンビニで軽く食事を済ませてから行くといいでしょう。
軽くでもお腹に何か入れておくと、とそれほど空腹を感じなくなるので食べ過ぎを防ぐことができます。
余談ですが、これはスーパーに買い物に行く前にも有効です。
いつも無駄なものを買ってしまうという方は、空腹状態で買い物をしている可能性があります。
空腹で買い物に行くと「これくらい食べれそうだな」とか「これも美味しそうだなと」思ってしまい、ついつい買い過ぎてしまうので注意が必要です。
そんな方はできるだけ空腹でない時に、買い物に行くようにしてみてください。
飲み会があると決まったら調整しておく
飲み会になると「絶対食べ過ぎたり、飲み過ぎてしまう」「そんなセーブするんなんて無理」という方も多いと思います。
そのような場合は、飲み会の前からある程度、体重を調整しておくといいでしょう。
調整というのは、飲み会の次の日は体重がこれくらい増えるだろうから、飲み会までにその分の体重を落としておくというやり方です。
そうすることで、飲み会で体重が増えても元に戻るだけなので、罪悪感もなく体重が増え続けることはありません。
増えてから減らすよりも飲み会までに減らすほうがいい理由は、飲み会が頑張ったご褒美にもなるためダイエットを頑張りやすいといえます。
また飲み会までのあいだのダイエットですので、短期的に集中して行うことができるので失敗したり途中で諦めたりということが少ないのでおすすめです。
食べる量を決めておく
鍋は複数で、取り合って食べるため自分がどれくらい食べたのか把握しづらいというデメリットがあります。
そのような場合は、まず器の大きさを決め、この器に2杯までなどのように決めておくといいでしょう。
もしくは自分の食べる量を、あらかじめ分けておきこれだけ食べるというようにするのもいいと思います。
シメの炭水化物は食べない
鍋の最後は、雑炊やラーメンでシメるという方も多いと思いますが、これを控えるのも効果的です。
鍋でお腹一杯のところに、さらに炭水化物を食べるとかなり摂取カロリーが多くなるので注意が必要です。
どうしても「シメは食べたい」という場合は、先ほどの食べる量を決めておくところに最後のシメの炭水化物も含めて食べる量を決めておくといいでしょう。
夏以上に動く
冬に太る方のほとんどが、冬になると運動量が落ちているのではないでしょうか。
「寒くて外に出る気がしない」という気持ちはわかりますが、それではいけません。
夏の運動量を下回らないように、冬でも運動するように意識してください。
外で運動するのは辛いと思うのでジムやヨガスタジオ、自宅でできるトレーニングなどを計画的に決めていきましょう。
ウインタースポーツもいいですね。
スキーやスノーボードが好きな方はそれも体を動かす機会になります。
ただし外での食事にはくれぐれも気をつけてくださいね。
ちなみに夏に痩せる方が多いのは、夏バテで食べらなくなって痩せている場合が多いと思います。
冬には夏バテのようなことは起こらないので太りやすいといえます。
夏は汗をかくから痩せると思っている方も多いようですが、実はこれは違います。
汗は体温調節のためにかくのであって、脂肪が燃焼されているわけではありません。
もし汗をかくことで痩せるのであれば、岩盤浴やサウナでもいいわけです。
しかし、そのようなことをしても体から水分が抜けて体重は落ちているだけで、また水分をとれば体重は元に戻ります。
脂肪を燃やすには、やはり運動が一番です。
(脂肪燃焼のメカニズムや脂肪燃焼におすすめのサプリはこちら)
まとめ
冬に太る理由や対策はわかっていただけたでしょうか。
まとめると太る理由は、
・イベントによる食べ過ぎや飲み過ぎ
・冬に美味しい食材や食事の食べ過ぎ
・寒さによる運動不足
が挙げられます。
また対策は、
・できるだけ飲み会に参加しない
・揚げ物や炭水化物は食べない
・飲む量を決めておく
・飲み会前に軽く食べてから行く
・飲み会があると決まったら調整しておく
・食べる量を決めておく
・シメの炭水化物は食べない
・夏以上に動く
このような対策をできるものを選んで実践していただければと思います。
太る理由は結局のところは食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足です。
また太る理由はわかっていたけど、対策までは考えていなかったという方にとって少しでも参考になれば幸いです。
冬になると太るという方は、今年の冬こそは太らずに、夏前になって焦ることのないようにしていただければと思います。