「継続は力なり」という言葉があるように継続することができれば様々な分野で役に立つのは言うまでもありません。
そうとはわかっていても継続するというのは難しいものです。
多くの人がなんらかの理由で、途中で継続できず諦めてしまったという経験をしたことはあるでしょう。
「継続したいけどすぐに諦めてしまう」
「いつも3日坊主で終わってしまう」
「継続力を高める方法が知りたい」
この記事では、このような悩みや疑問を解消していきたいと思いますのでぜひ参考にしていただければと思います。
では早速みていきましょう。
目次
継続力を高める
継続とは習慣にするという事
まず私たちが行なっている行動の90%は習慣でできています。
おそらく多くの人が1日の行動のほとんどを無意識で行っているでしょう。
それは毎日やっている事だからいちいち考えなくてもできてしまうのです。
また脳には怠け癖があります。
新しいことを始めようとすると、脳はできるだけそれを拒否しようとします。
脳は現状維持が好きなので、新しい事には消極的です。
それは新しい事にはリスクや危険が伴ったり、新しいことを記憶しなくてはいけないことが増えたりして余分なエネルギーを消費してしまうからです。
ですので新しいことを始めても慣れるまでに時間がかかったり、慣れる前にやめてしまったりするのです。
継続することで得られるメリット
結果が出る
ダイエットや勉強などでは継続できれば成果は出るのに継続を諦めてしまい結果が出ずに終わってしまうことがよくあります。
逆の言い方をすれば継続さえできれば、結果は出たようなものとも言えるほど継続は大切です。
その分野での専門性が身につく
3日坊主で終わってしまうことも、それなりに継続できればその分野での専門性が身につきます。
継続することを諦めたらそこで終わってしまいますが、継続していれば必ず知識や技術というものは身につきます。
他人と差別化できる
実際に行動に移せる人は100人に1人と言われています。
またその行動に移した人で継続できる人はさらに100に1人と言われます。
ということは行動に移し継続できた時点で10000人のうちの1人になれます。
すでに他人より優っているってすごい事ですよね。
信用を得やすくなる
先ほどもお伝えしたように、継続できる人というのはごく僅かです。
継続して結果が出ているともなれば、周囲からの信用や信頼を得る事に繋がります。
人から頼られ存在になると仕事でも評価が上がります。
異性からの信頼も厚くなり人気者にもなれます。
精神的に強くなる
継続できるということは簡単なことではありません。
継続できるということは精神的にも強くないとできないのです。
継続できない理由の一つに、「自分への甘え」や「楽な方へ逃げようとしてしまう自分」が存在します。
何かを継続するにはこれらの自分に打ち勝つ精神力も養われていきます。
継続力を高める方法
簡単なことから始める
何をしても続かない人の特徴にいきなり難しいことや大変なことを始めようとする人がいます。
当然ですが、難しいことや大変なことを継続するのは困難です。
まずは簡単なことからスタートしましょう。
例えばダイエットだったら、いきなり20㎏痩せようとするのではなく、まずは1ヶ月で2㎏痩せようと考えてください。
「1ヶ月でたった2㎏とか余裕」と思った方も多いと思います。
しかし、1ヶ月で2㎏痩せ続けると1年で24㎏も痩せる計算になります。
もちろんここまでうまくいけばいいのですが、はじめのいきなり20㎏痩せるという目標よりは難易度が下がったように感じますよね。
そう考えることで継続がしやすくなります。
目標を達成した時の姿を想像する
あなたが今から始めようとしていること、またはすでに始めていることは何の為にしますか。
おそらくほとんどのことが何らかの結果を期待して始めることだと思います。
そして目標が達成できた時、あなたはどんな姿になっていますか、また周囲にどのような変化が訪れますか。
きっと今よりもいい方向に向かっているはずです。
その姿をできるだけ鮮明にイメージしてみて下さい。
ワクワクしてきませんか。
自分の理想の姿をイメージしてワクワクした気持ちになって物事に取り組むと継続力が高まります。
楽しいと思うことにフォーカスする
辛いことや苦しいことは続かないのは想像がつくと思います。
できるだけ自分が楽しめる方法を見つけるのが大切です。
ダイエットでも筋トレがいい、有酸素運動がいい様々な情報があります。
しかし筋トレも有酸素運動も合わなければ他の方法を探せばいいのです。
ヨガでもいいですし、水泳でもいいでしょう。
仕事も同じです。
体を動かすのが好きなら体を動かす仕事に。
ゲームが好きならゲーム関係の仕事に。
このように自分が楽しいと思える事にフォーカスすると継続力は自然と高まります。
感情に左右されない
継続できないのは、「めんどくさい」「やる気がでない」「気分が乗らない」など感情に左右されがちです。
もちろん人間ですのでそのように気分が乗らないときもあるでしょう。
しかし、一度そういった理由でサボってしまうとサボり癖がつき「今日もやめとこう」となって次第に全くやらなくなってしまいます。
そうならないためには感情に左右されるのではなく無心で決めたことはやるようにしましょう。
何となく気分が乗らなくても、まずは行動してみることが大切です。
行動を起こすことで意外と気分が乗ってきたりもします。
感情よりも行動を意識しましょう。
他人と比べず過去の自分と比べる
他人と比べてしまって、「どうせ自分なんかは」とか「自分にはセンスがない」などと感じてはいませんか。
すごい人と比べるとどうしても自分は小さく見えたり、センスがないように思えます。
しかし、そんなすごい人たちもはじめからすごかったわけではありません。
コツコツと努力して今の地位を築いているのです。
比べるのは他人ではなく、過去の自分です。
過去の自分と比べて、今の自分はどうなのかが大切です。
少しでも前進できているなら自分を褒めてあげましょう。
その少しの前進の積み重ねがやがて大きな成果へと繋がります。
数字をみて一喜一憂しない
数字をみてフィードバックすることは大切です。
しかし、必要以上に数字を気にしすぎて一喜一憂してはいけません。
例えばダイエットで昨日に比べて300g体重が増えていたとします。
確かに残念ではありますが、毎日体重が落ちる人なんていません。
毎日体重が落ちていたら、生き物として生命力が弱いという事にもなってしまうので人間の体重はそう簡単には落ちないようになっています。
毎日体重を計るのは自分を知る上で大切ですが一喜一憂してはいけません。
他にもブログを何記事か書いて、PV数がなかなか伸びないといって悩むのも時間の無駄です。
もちろんPV数を伸ばしたいというのもあるでしょうが、1記事書くごとにPV数を気にして増えてないからといって一喜一憂しても仕方ありません。
このように数字をみて落ち込まないようにしましょう。
すぐに結果はでないものと割り切る
何でもすぐに結果がでると思ったり、結果をだそうと頑張りすぎる人がいます。
そうすると結果がでなかった時に急にやる気をなくして継続できなくなります。
はじめから結果はそうすぐに出るものではないと割り切っていれば、結果が出なくてもやる気をなくす事なく比較的に継続がしやすくなります。
すぐに結果を求めすぎる方は注意しましょう。
継続力を高める方法のまとめ
いかがだったでしょうか。
継続力は仕事や勉強、ダイエットなど様々な場面で必要とされます。
また継続できなくても落ち込む必要はありません。
継続できる人の方が少ないのです。
しかし継続するにはコツがあり、今回ご紹介したものを自分に当てはめてみてください。
最後に、継続は無理にするものではなく自然と気付いた時に「こんなに続いてるんだ」というように思うものでもあります。
自分に合わないなと思ったら、潔くあきらめ次の行動に移すことも大切だということをお伝えしてこの記事を書き終えたいと思います。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。