集中力について悩みや、疑問を持ったことはありませんか?
この記事では、
・集中力を高めたい
・集中力をあげて仕事の効率をもっとあげたい
・集中力をあげて勉強してもっと成績をあげたい
このような悩みにお答えします。
集中力が上がる方法があればチャレンジして見る価値はありますよね。
そんな集中力について悩みや疑問が解消されるよう、まとめましたので是非ご覧ください。
目次
集中力を高める方法
集中力とは
集中力とは物事に取り組むときに、集中できる能力のことです。
テレビや本に夢中になって、話しかけられても全く聞こえていなかった。
このようなことは誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
しかし基本的に人間は集中できない生き物です。
なぜなら、一つのことに集中してすぎてしまうと周りの変化に気づけず敵に襲われる可能性があります。
これは人間が狩りをして生きていた時代を考えるとわかりやすいでしょう。
いつ外敵から襲われるかわからない状況では、一つのことに集中しすぎるのは大変危険だったのです。
人類は集中力を欠落させることで外敵から身を守り、これまで繁栄してきたのです。
ですので集中できないことは何も不思議なことではなく、人間の本能的なものなのです。
では集中力が無くなる時はどうでしょうか。
物事に集中して、集中力がなくなってきたとき疲れたと感じることがあると思います。
この疲れたと感じるのは、決して脳が疲れているわけではありません。
何が疲れているかというと肉体です。
脳が疲れるということはなく、1年365日働き続けることが可能なのです。
では集中力が高くなる時は一体どういう時かというと本当に好きなことをやっている時や、やる気、信念、モチベーションといったものです。
これらがあるとき人は食事も睡眠も忘れるほど集中します。
例えばゲームが大好きな人が、何十時間も連続してゲームを続けるなんてことは良くあることです。
これはゲームが大好きでやる気に満ち溢れているから、食事も睡眠も忘れるほど集中できるのです。
これが勉強だとどうでしょうか。
勉強が好きな方は別として、ほとんどの方が1時間もすれば疲れを感じて集中力が無くなると思います。
しかし集中力は才能ではなく、努力することで高めることができます。
もう少し詳しくいうと集中力を高める行動が大切です。
ではそんな集中力を高めるにはどうすればいいのでしょうか。
集中力を高める具体的な方法
集中できる環境を整える
集中力がなかったり、集中力が続かないのは必要のないものが自分の身の回りの環境下に存在しているからです。
例えば集中して勉強や筋トレしようと思っても、テレビがついていたり、目の前に漫画がおいてあったり、スマホを手に取ってしまっては集中なんてできるはずないですよね。
できるだけ集中したい時は、余計なものは身の回りに置かない、もしくはそういったものがある場所で集中しなくてはならない作業をしないことです。
家で集中する環境が作れなければ、勉強なら静かなカフェや自習室に行く、筋トレならとレーニンングすることしかできないジムに行くなどが効果的です。
自分の手に届く場所、視界に入る場所に余計なものがないように身の回りの環境を整えましょう。
余計な音に注意する
注意するのは、手に届くものや視界に入るものだけではありません。
音にも同じく気をつけましょう。
周囲のしゃべり声やテレビ、音楽なども集中力を阻害します。
音楽に関しては、好みもありますが集中できる音楽があればそれを聞きながら行うのも一つの方法です。
中には全く音のないところだと逆に集中できないという方もいます。
そういった場合は逆に音楽やBGMを上手く利用しましょう。
自分の好きな音楽というよりはリラックできるBGMのような音楽の方がおすすめです。
邦楽は知っている音楽だとつい口ずさんでしまったり、歌詞の意味を考えたりしますので集中力が散漫になります。
激しい音楽も集中力を阻害します。
おすすめは自然の音である波の音や鳥のせせらぎ、風の音など聞こえてきてもストレスにならない音や、気が散らない音がいいでしょう。
クラシックも集中力を高めるには効果的です。
やるべきことを絞る
今何をするべきなのかをしっかり決めておきましょう。
仕事の何をするのか、何を勉強するのか、どんなトレーニングをするのかをあらかじめ決めておいてください。
仕事も勉強もトレーニングもあれもこれもやろうとすると上手くいきません。
同時進行でいくつもの作業をすると、返って効率が悪くなってミスをする可能性も高くなります。
一点集中で一気に片付けてしまいましょう。
短期的なゴールを決めておく
物事に取り組む時間が長くなればなるほど、集中力は下がってしまいます。
平均しても50分、集中力が長く持つ人でも90分が限界といわれます。
これは学校の授業時間をみてもわかります。
大学や専門学校の授業は90分が多く、小学校や中学、高校は50分授業が主流です。
ですので短期的なゴールをきめできれば50分くらいで終われるかどうかくらいのゴール設定を設けるといいでしょう。
そして10〜15分休憩して再度取り組むような感じです。
必ず50分やらなくてはいけないということではないので、自分の集中力が切れてきたなと感じたら少し休みを取るようにし、集中力が持続しそうならもう少しだけ頑張るというようにしてみてください。
カフェインを摂取する
カフェインは交感神経を刺激し血管の収縮、血圧や心拍数も上昇に作用し、体が交感神経が優位な状態となります。
その効果により覚醒作用や眠気防止作用、集中力の向上、記憶力の向上という効果が期待できます。
しかし、カフェインには副作用もありカフェインの取りすぎはカフェイン依存症となってしまいます。
カフェインが切れると頭痛や倦怠感、イライラ、気分の落ち込みなどの症状が出て最悪の場合、カフェイン中毒で死にいたることもあるので注意が必要です。
摂取の目安は体格によっても個人差がありますが、
男性では350mg以内
女性では250mg以内
程度に抑えておくのがいいでしょう。
インスタントコーヒーで1杯60mg程度のカフェインを摂取することになるので男性で5〜6杯、女性で3〜4杯程度くらいまでを意識しましょう。
睡眠をしっかりとる
睡眠不足では集中力を発揮することはできません。
大事な勉強やテスト、仕事やスポーツの試合や発表会など集中力が必要とされるときは、しっかり睡眠をとり望むようにしてください。
少し仮眠を取るだけでも、その後の集中力に影響しますので眠気で集中できない場合は、15分でも30分でもいいので仮眠を取るようにしましょう。
何のためにやっているのかを考え直す
集中力が切れそうになったら自分はなぜ、そのことを今しなくてはいけないのかを考え直してみましょう。
どうでもいいことに対しては集中力は続きません。
やるべきことだからこそ集中力は沸くのです。
それが期限が決められていれば自然と集中できます。
後回しでいいことほど、集中できずまた今度でいいやとなってしまいやすいのです。
まとめ
集中力についての悩みや疑問は解消されたでしょうか。
集中力は鍛えることや行動次第で高めることが可能です。
集中できないと思ったら今回ご紹介した、
・余計な音に注意する
・やるべきことを絞る
・短期的なゴールを決めておく
・カフェインを摂取する
・睡眠をしっかりとる
・何のためにやっているのかを考え直す
以上のことを試してみてください。
これらを実践したり、改善することで集中力がアップする可能性があります。
これは大人だけではなく、子供にも当てはまります。
子供の集中力がないという方も、ぜひ意識してやってみてあげてください。
どうしても集中できない場合は、無理やり集中しようとせずに一度そのことから離れてリセットしてみましょう。
無理に集中しようとせず、リフレッシュすることも大切です。
何事も効率よくできるように、ぜひ集中力を上げてくださいね。