コエンザイムQ10はアンチエイジングやダイエットに効果的といわれます。
しかし、それは本当でしょうか。
またその他にも効果はあるのでしょうか。
✔️この記事の内容
「コエンザイムQ10はどれくらい摂取すればいいの?」
「コエンザイムQ10の副作用は?」
などの疑問を解消できる内容になっています。
3〜5分程度で読める内容です。
では早速みていきましょう。
目次
コエンザイムQ10とは
コエンザイムQ10は別名ユビキノンとも言われ脂溶性の物質で、これまでにQ1〜12まで発見されています。
そしてこの中でも人の体の中で働くのはQ10になります。
コエンザイムQ10は酸化還元を行う補酵素で抗酸化物質になります。
またコエンザイムQ10には酸化型と還元型があり、抗酸化作用があるのは還元型です。
効果や効能
・抗酸化作用
・ATPの生産を助ける
ATPとは人の体を動かすエネルギーです。
そのATPを産生する補酵素となります。
ATPを産生する際にコエンザイムQ10が潤滑油のような働きをし、スムーズなATPの産生を助けるのです。
・抗酸化作用
コエンザイムQ10には活性酸素を取り除く、抗酸化作用があります。
この抗酸化作用により、アンチエイジングの効果が期待できるというわけです。
コエンザイムQ10は加齢とともに減少する
コエンザイムQ10は体内でも生成されますが、20歳をピークに40歳頃からその生成量が減少するといわれています。
加齢とともにコエンザイムQ10の血中濃度が低下すると、ATPの生産力が低下し体力や筋力、内臓機能の衰えに繋がります。
コエンザイムQ10のダイエット効果について
先ほどコエンザイムQ10がエネルギーとなるATPを生成の補助をするとお伝えしました。
そして、このコエンザイムQ10が加齢とともに低下するとエネルギーとなるATPが少ない状態となり、ATPの生成が少なくなるとそれだけエネルギーの消費も少なくなるので代謝が落ち、若い頃に比べて痩せにくくなったと感じるのです。
それを補うためにサプリメントからコエンザイムQ10を摂取しダイエット効果が期待できるのではないかと考えられています。
勘違いしていただきたくないのですが、サプリメントを摂取するだけではダイエット効果は期待できません。
サプリメントはあくまで補助的な役割で、基本となるのは規則正しい食習慣と適切な運動です。
サプリメントを摂取するだけで急に痩せるというようなことはないので勘違いしないようにしてくださいね。
摂取目安量について
コエンザイムQ10の決まった摂取目安量は定められいないようです。
しかし、医薬品の規定値が30mg/日となっているのでそのくらいの摂取量であれば問題ないでしょう。
副作用について
これまでコエンザイムQ10の副作用についての報告はないようです。
日本コエンザイムQ10協会のサイトをみると「一日1200mgコエンザイムQ10を16ヶ月間摂取しても問題はなかった」との記載も見受けられるほどです。
とはいえ過度の摂取は控えておいたほうが無難です。
コエンザイムQ10が含まれる食材
コエンザイムQ10はさまざまな食材に含まれています。
お肉や魚、野菜に含まれてはいますが、それらを摂取しても1日30mgの摂取は難しいと考えられます。
例えばイワシなら1日に6匹食べて30mg、ステーキなら900gで30mgです。
なかなかこれを毎日続けられる人はいないでしょう。
しかし、コエンザイムQ10は体内で生成が可能なので、無理にサプリメントなどで摂取する必要もないと考えられます。
ちなみに私たちが食事から摂取するコエンザイムQ10は酸化型ですので、体内で酵素の助けを借りて還元型コエンザイムQ10となります。
サプリメントからの摂取による効果は?
健康な人が体内で生成できるコエンザイムQ10をわざわざ摂取する必要はないと考えられます。
年齢的にコエンザイムQ10の生成量が落ちる40歳を過ぎ、なおかつ健康的な食生活ができていて適度な運動も行なっているという場合にダイエット効果、抗酸化作用を期待して摂取してみるのはいいでしょう。
ただしあくまでもサプリメントを飲んだからといって劇的な変化を期待できるものでもありませんので過度の期待はしないほうがいいでしょう。
コエンザイムQ10とはのまとめ
コエンザイムQ10に関する疑問は解消されたでしょうか。
コエンザイムQ10は体内で生成できるもので、20歳をピークに40歳頃から徐々に生成量が落ちます。
コエンザイムQ10の効果はエネルギーであるATPの生成や抗酸化作用ですので、ダイエットやアンチエイジングの効果があり、そのような効果を期待してコエンザイムQ10のサプリメントを摂取する方も多いでしょう。
サプリの摂取をお考えの方はまずは自分の生活を見直して、食生活が悪くないか、運動不足になってはいないかなどを再確認してからコエンザイムQ10のサプリメントからの摂取を考えてみてくださいね。
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