不眠に悩んでいる方はメラトニンの分泌が関係しているかもしれません。
この記事では、、、
「不眠を解消したい」
「メラトニンってどんな効果があるの?」
「メラトニンを分泌させる方法が知りたい」
このような疑問や悩みを解消していきます。
これらの疑問や悩みをお持ちの方はぜひ、この記事を参考にしていただければと思います。
では早速みいていきましょう。
目次
メラトニンの睡眠に与える効果とは
メラトニンについて
メラトニンとは脳の松果体と呼ばれる部分から分泌されるホルモンです。
このメラトニンの分泌が増えると眠くなります。
メラトニンは光によって分泌が促進されたり、抑制されたりします。
明るい日中の時間帯には分泌が抑制され、夕方の薄暗くなってきた頃から分泌が増え始め午前0〜3時頃がピークとなります。
そこから朝になるにつれ、分泌が低下していきます。
またメラトニンは生後3ヶ月頃までは少量しか分泌されず、年齢とともに増え6〜7歳頃がピークとなります。
メラトニンの効果
良質な睡眠をとることができる
夜間にメラトニンがしっかり分泌されることで、良質な睡眠をとることができます。
アンチエイジング効果
メラトニンには有害な活性酸素を無毒化してくれるアンチエイジング効果もあります。
受精率が高まる
体外受精は年齢が高くなるにつれて妊娠率も下がってしまいます。
それは卵子の酸化ストレスによる老化だと考えられ、メラトニンにはこの卵子を酸化ストレスから守り受精率を高める働きがあると考えられます。
メラトニンを効果的に分泌するには
日光を浴びる
日中に外出し日光を浴びることで、日中にはメラトニンの分泌が抑えられ、夜になるとメラトニンがしっかりと分泌されます。
女性は紫外線を気にして、日光をできるだけ浴びないようにしている方も多いですが、ある程度は日光を浴びることも大切ですので過度に紫外線を避けすぎないようにしましょう。
夜にブルーライトを浴びない
メラトニンの分泌が高まる夜にブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌が減ってしまいます。
できるだけ寝る間際にはテレビやパソコン、スマートフォンの画面を見ないようにしましょう。
最低でも睡眠時間の1時間前にはブルーライトを見ないようにするのがいいでしょう。
寝るときは部屋を暗くする
疲れて電気やテレビをつけたままソファーで寝てしまったというような経験をしたことがある方は多いと思います。
しかし、そのように電気をつけっぱなしの部屋で寝るとメラトニンが正常に分泌されず質の良い睡眠も取ることができません。
規則正しい生活
夜更かしや朝からずっと家でゴロゴロしている生活ではメラトニンの効果的な分泌は期待できません。
日が昇ると同時に目覚め、日が沈むと休みに入るという人間本来の生活リズムを意識することが大切です。
普段不規則な生活をしているという方は、生活リズムを整えることから始めるといいでしょう。
メラトニンの副作用
サプリメントでメラトニンを摂取することもできますが、その際は副作用に注意が必要です。
ふらつき
睡眠を促すホルモンなので、摂取しすぎると体は起きているのに頭がボーッとしてフラフラするという症状が出ることがあります。
頭痛
メラトニンは体内のリズムに合わせて自然と出るもので、これを無理に分泌させると頭痛を引き起こすこともあるようです。
睡眠障害
メラトニンは摂取するタイミングを間違えると返って睡眠障害を引き起こします。
摂取する場合は睡眠前のメラトニンの分泌が高まってほしいタイミングだけにしましょう。
メラトニンの睡眠への効果とはのまとめ
メラトニンについての疑問や悩みは解消されたでしょうか。
メラトニンの効果は睡眠だけではなく、抗酸化作用や受精率が高まることもあるのは意外だと思われた方も多いかもしれません。
メラトニンを分泌させるためにも、日中に日光を浴びることや規則正しい生活が大切です。
また寝る前のブルーライトの見過ぎには注意してください。
サプリメントでメラトニンを摂取することもできますが、まずは私生活の中でできることから取り組むことが大切です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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