ダイエット中の疑問って次から次へと出てきますよね。
「こういう時ってどしたらいいんだろう」「これは食べてもいいのかな」などなど。
そんな疑問を少しでも解消できるように、できるだけわかりやすくお答えしていきますね。
今回、お答えする疑問は「ダイエット中にプロテインって飲んだほうがいいんですか?」です。
このような質問はよくいただきます。
ダイエット中はできるだけ太るものは避けたいですよね。
実際のところダイエット中にプロテインを飲むのは大丈夫なのでしょうか。
ではいってみましょう!
目次
プロテインってなに?
ダイエット中にプロテインは飲んでもいいのかという質問の答えはプロテインは何でできているかを知ることから始まります。
結論から言うとダイエット中にプロテインを飲んでも全く問題ありません。
むしろ飲んだほうがいいくらいです。
私もお客さんにはプロテインをおすすめしています。
綺麗に痩せるにはバランスのいい栄養が欠かせません。
プロテインと言うとムキムキマッチョみたいなイメージをされる方もいるのですが、プロテインとはタンパク質のことです。
タンパク質は3大栄養素のうちの一つです。
タンパク質はダイエットに欠かせない役割をする筋肉の必要不可欠な栄養素で、その他は皮膚、爪、髪の毛などもタンパク質からできています。
プロテインは間食としても使えるので、量やタイミングを考えてうまく摂取できればダイエット成功の立役者になるかもしれません。
ところでみなさんはプロテインにも種類があるのを知っていますか?
大きく分けてプロテインはホエイ、カゼイン、ソイに分けられます。
一つずつ説明していきますね。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインのホエイとは牛乳に含まれる乳清のことを言います。乳清は水溶性のタンパク質で筋肉に欠かせないアミノ酸であるBCAAが多く含まれています。
カゼインプロテイン
先ほどのホエイプロテインは水溶性で吸収が早いことに対し、カゼインは不溶性で固まりやすく、体内への吸収がゆっくりです。主成分はホエイプロテインと同じく牛乳になります。
ソイプロテイン
ソイプロテインの原料は大豆です。吸収速度はカゼインプロテインと同様でゆっくりです。価格はホエイに比べると安価ですが、少し飲みにくさもあります。
要するにプロテインは牛乳か大豆のタンパク質部分を抽出したものということです。
タンパク質の1日摂取量の目安は?
厚生労働省が基準として、定められている量は成人では60gです。
体型や男女によっても差はあるので、あくまでも目安と考えるといいでしょう。
わかりやすく言えば自分の体重に対して最低でも1gは摂取するようなイメージです。
ここではわかりやすくするため60gのタンパク質を摂取するということでみていきます。
60gのタンパク質を取ろうとするとどれくらいの食事量が必要になるのでしょうか。
例えばお肉や魚だと、100gあたり約20gのタンパク質が含まれています。
この場合だと300g食べる必要がありますね。
ステーキ300gと考えると、すぐに食べられると思うでしょうが、
毎日、300gのステーキを食べるとなるとどうでしょうか。
結構辛いですよね。
また一度の食事で60gのタンパク質を摂取するのではなく、こまめに分けて摂取するのが望ましいのです。
と考えると普段の食事からバランスよくタンパク質を摂取するのは難しそうですよね。
朝昼晩、ステーキを100gずつ食べるのは大変ですし、何より用意するのも面倒です。
こういう時こそ、プロテインの出番なのです。
さらにダイエット中に問題になるのが、お肉や魚、卵には脂質も含まれています。
タンパク質を摂取するために余分な脂質を摂取してしまっては痩せれなくなってしまいます。
できるだけ無駄な脂質を取らず、タンパク質だけを摂取するにはプロテインは最適なのです。
プロテインを飲むタイミングは?
トレーニング直後
トレーニング後の栄養補給にプロテインは最適です。
トレーニング後は吸収の早いホエイプロテインを飲むことで、筋肉に栄養がいきわたり筋肉を強くしたり引き締めたりしてくれます。
その結果、代謝をあげてくれ痩せやすい体質へと変化します。
食事のタンパク質不足を補う
またタンパク質が足りないと思った食事のタイミングでプロテインを飲んで補ってあげるのもいいでしょう。
タンパク質の摂取量が少ないと筋肉が分解されてしまいます。
筋肉が分解されるということは、痩せるための代謝をあげることができなくなってしまいます。
できるだけダイエット中は筋肉を落とさないほうがいいのです。
遅い時間の食事の代わり
食事が夜遅い時間になり、この時間からは普通の食事は食べたくないな、でもお腹が空いたなという時はプロテインを飲んであげましょう。
遅い時間の食事は太りやすいイメージがあるかと思いますが、実際その通りです。
夜は代謝が下がっている状態です。
その時間帯に必要以上の栄養を摂取すると余分なものは脂肪として蓄えられてしまいますので要注意です。
間食に使う
お腹が空いて我慢できないときに、お菓子などをつまむのではなく、プロテインを飲んで空腹を満たしてあげてください。
太る原因の多くは、間食でお菓子などの甘いものの食べ過ぎであったり、夜遅くにドカ食いしてしまったりということがあげられます。
これらをプロテインでカバーできればかなりの確率で痩せやすくなります。
飲みすぎもよくないの?
プロテインがダイエットに効果的に使えるからといって、水を飲むようにガブガブ飲んではいけません。
先ほどもお伝えしたように、タンパク質は自分の体重に対して最低でも1gを目指したいですが、多くても2g程度にしましょう。
要するに自分の体重×1〜2くらいにはとどめておきましょう。
60㎏の方であれば、120gのタンパク質ということですね。
実際に筋トレをガンガンしている人や、筋肉をつけて大きくなりたい人はもっとタンパク質を摂取している人もいます。
ダイエット目的であればこれくらいという目安です。
特に食事から十分な栄養が取れているのに、プロテインで必要以上にタンパク質を摂取するのはやめておきましょう。
逆に太ってしまいます。
自分の目的にあった摂取量を意識してください。
おすすめのプロテイン
ゴールドジム ホエイプロテイン
こちらのプロテインは味や成分は申し分ないですね。
ゴールドジムと聞くとムキムキマッチョみたいなイメージをされる方も多いですが、プロテインをなんだからといってムキムキにはならないのでご安心を。
ビーレジェンド ホエイプロテイン
ビーレジェンドの商品は何と言っても、味の種類が豊富です。
あっさり系が好きな方は「すっきリンゴ風味」や「南国パイン風味」がおすすめ。
甘いのがいいという方は「 激うまチョコ風味」や「ペコちゃんのミルキー風味」あたりがいいでしょう。
Kentai ソイプロテイン
乳糖不耐症の方は、ソイプロテインがおすすめです。
ホエイに比べると少し飲みにくく感じる方もいますが、以前に比べるとかなり飲みやすくなっています。
kentaiは日本のブランドで歴史もあり品質も間違いありません。
かなりおすすめです。
シェイカーがない方はこちらも一緒にどうぞ。
まとめ
ではまとめです。
ここまででプロテインはダイエット中でも飲んでも全く問題ないということがお分かり頂けたかと思います。
ダイエットに効果的なプロテインの摂取方法をまとめると。
・トレーニング後の栄養補給
・食事にタンパク質が足りていないときに補う
・夜ご飯が遅くなって(22時以降など)しまったときの食事の代わり
・間食のお菓子や甘いものを食べる代わり
になります。
このようにプロテインをうまく使うことでダイエットは成功しやすくなります。
ただしくれぐれも飲み過ぎには気をつけてくださいね。
この記事が少しでも、あなたのダイエットに役立てば幸いです。