テレビで芸能人の話や口コミなどで炭酸水が「健康にいい」「ダイエットに効果的」などという話を聞いて、炭酸水を飲んでいる方も少なくないのではないでしょうか。
しかしその反面、実際に効果があるかは疑問に思っている方も多いでしょう。
「飲んでみたけど効果がわからない。」
「炭酸水って本当に効果あるの?」
「炭酸水ってどれくらい飲めば痩せるの?」
「そもそも炭酸水飲んでるだけで痩せるの?」
など。
今回はそんな疑問や不安を解消していきたいと思います。
では早速みていきましょう。
アサヒ ウィルキンソン タンサン 強炭酸水 500ml×24本
目次
炭酸水の効果とは
ダイエット効果
炭酸水を飲むと痩せるといわれたり、ダイエット効果があるというのは炭酸ガスでお腹の中で膨れるため、満腹感を得やすくなるとというのが理由です。
詳しく説明すると。
ダイエットで食事制限をしている方は多いと思いますが、食事を我慢するのはかなり辛いですよね。
そこで普段から炭酸水を飲むことで、空腹感が抑えられます。
空腹感を抑えることによって、食欲を制限し自然とストレスなく食事量を減らせる効果が得られるのです。
ストレスなく食事量を抑えられると、リバウンドする可能性も減ります。
しかし炭酸水を飲むと返って胃を刺激して、食欲が増すというデータもあります。
例えばレストランなどで食前酒として炭酸入りのアルコールが出たり、ヨーロッパなどでは食前に炭酸水が提供されることがあります。
これは炭酸が食欲を増すということで提供されるのです。
ですのでコップ1杯程度の炭酸水ではなく、普段から炭酸水を飲むようにし常にお腹を晴らしておく必要があります。
ある芸能人の方は1日に2ℓ以上の炭酸水を飲むそうです。
中途半端に炭酸水を飲むのは返って逆効果ということですね。
便通の改善
炭酸ガスの刺激により、消化器の機能が促進されます。
さらに腸内での刺激によって、腸のぜん動運動が活発に行われ消化活動が促進され、結果的に便通の促進にもつながるのです。
便通が促進されることでお腹周りの張りがスッキリします。
爽快感が味わえる
なんだか疲れた時や気合いを入れたい時、一仕事終えてホッとした時に「炭酸が飲みたい!」となる時もありますよね。
炭酸水を飲むメリットとして、口の中がさっぱりする爽快感が得られます。
疲労回復効果は期待できない
炭酸水を飲むことによって乳酸を体外に排出して疲労回復効果があるなどと書かれているのを見かけますが、最近の研究では乳酸自体が筋肉の疲労を起こす悪い物質ではないと考えられています。
筋疲労の原因は乳酸を生成する過程で発生する水素イオンの影響で体がやや酸性に傾くことや、エネルギー源である筋グリコーゲンが少なくなることが筋疲労の原因と言われています。
ただし炭酸水を飲むことで、血行が促進されたりすることで疲労が回復することも言われ、多少の効果は期待できますが、効果はそこまで大きくないと考えられています。
また血行促進により、肩こりの改善にも効果的とされますがこれもそこまで大きな効果は期待できないといえます。
炭酸水のデメリット
食欲増進
先ほどもお伝えしましたが、炭酸には胃を刺激し食欲を増進するという効果があります。
せっかく痩せようとして炭酸水を飲んでいるのに、かえって食欲を増進してしまっては元も子もありません。
満腹感を与えるか食欲を増進してしまうかの差は、炭酸水の摂取量が大きく関わってきますので、最低でも300ml以上は飲むようにし、必ず炭酸水で満腹感を得られるようにしてください。
カロリーゼロの物を飲む
炭酸がはいいていればなんでもいいかというと、そうではありません。
炭酸水にも味がついていて糖質が含まれているものもあるので、そういったものは選ばないようにしましょう。
飲み過ぎで下痢になることも
便通が良くなるという効果を持つ炭酸水ですが、飲みすぎると返って下痢になってしまう可能性もあります。
特にお腹が張りやすい人や過敏性腸症候群などの症状がある方は飲み過ぎないように注意したほうがいいでしょう。
炭酸って骨を溶かすの?
かつて、炭酸を飲みすぎると骨が溶けるなどというような噂を聞いたことはないでしょうか。
少なくとも私が子供の頃はそういったことを親から言われて飲むのを控えるようにしていました。
最近ではそういったことを聞くことも少なくなってきましたが実際はどうなんでしょうか。
これはコーラが骨密度を減らすといった情報からきているようですが、実際には炭酸ガスを溶かした飲料を摂取することと、骨密度の変化に影響がないことが判明しています。
ですので、炭酸を飲んで骨が溶けるということはほぼないといっていいでしょう。
歯のエナメル質を侵食する?
炭酸で歯のエナメル質が溶ける、なんてことを聞いたことはないでしょうか。
こちらもこれが事実だとするとこわいですが、炭酸水によって歯のエナメル質が侵食される心配はほとんどないようです。
しかし、炭酸水と通常の水を比べると水の方が歯にはいいようです。
ただし糖質を含む炭酸飲料と単なる炭酸水を比べると、糖質を含む炭酸飲料の方がはるかにリスクは大きので注意が必要です。
歯の健康を気にするならこんな感じです。
水>炭酸水>コーラなどの糖質を含む炭酸飲料
炭酸水を飲むタイミング
炭酸水はできれば普段から摂取するようにしてください。
常に炭酸水を飲むようにして常にお腹を張らせた状態を作り、脳に対して「お腹はいっぱいだよ」と錯覚させる必要があります。
普段からそこまで摂取できないという場合は食前に300ml以上は飲むようにしましょう。
そうすることで食事量を抑え間食などで、余計なものを口にすることを抑えられます。
炭酸水を飲む目安量
特に決まりはありませんが、水の代わりに摂取しても問題ないことから普段の水分摂取量と同じくらいであれば全く問題ありません。
しかし中途半端に飲んで食欲が増さないように、最低でも300mlは摂取したいところです。
まとめ
炭酸水に関する疑問や不安は解消されたでしょうか。
意外な効果があったり、あると思っていた効果が実はなかったりしたのではないでしょうか。
炭酸水の効果をまとめると。
・ダイエット効果(摂取量に注意)
・便通の改善
・爽快感が味わえる
などがあり、疲労回復の効果それほど期待できないということをお伝えしました。
炭酸水を飲むことのデメリットとしては。
・食欲増進(摂取量に注意)
・カロリーゼロの糖質の入ってないものを選ばないと太る可能性がある
・飲み過ぎで下痢になることも
などです。
炭酸水ダイエットのポイントは炭酸水の摂取量です。
摂取量を意識し、満腹感を脳に与えることが大切です。
ただし、胃腸が弱い方は摂取のし過ぎで下痢になることもあるので注意してください。
炭酸水をうまく活用すればダイエットの効果は得られますので、ぜひ効果を実感してくださいね。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
アサヒ ウィルキンソン タンサン 強炭酸水 500ml×24本