カプサイシンといえば唐辛子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんなカプサイシンですが、どんな効果があるか知っていますか。
この記事では、、、
「カプサイシンってどんな効果があるの?」
「カプサイシンはどれだけ摂取してもいいの?」
「カプサイシンの副作用を教えて」
などの疑問を解消できる記事になっています。
このような疑問をお持ちの方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
では早速みていきましょう。
目次
カプサイシンの効果とは
カプサイシンについて
カプサイシンは唐辛子の辛味をもたらす成分です。
脂溶性のため水にはほとんど溶けませんが、油やアルコールには溶けやすく加熱しても壊れにくいので調理しても辛味は残ります。
カプサイシンの効果
メリット
・発汗作用
・体温上昇作用
・食欲増進
・交感神経が活発になり代謝が上がる
・血行の促進
カプサイシンを摂取すると血行が良くなります。
・発汗作用
カプサイシンを摂取すると発汗を促してくれます。
・体温上昇作用
カプサイシンを摂取すると血流が良くなり、体温の上昇にも繋がります。
・食欲増進
適量のカプサイシンを摂取することで、唾液の分泌を促したり胃腸を刺激することで食欲の増進に繋がります。
・交感神経が活発になり代謝が上がる
カプサイシンのような辛い刺激物を摂取するとアドレナリンが分泌され、交感神経が活発になります。
この結果、代謝が上がります。
またカプサイシンを摂取すると痩せるという「唐辛子ダイエット」というものがいわれることがありますが、唐辛子を摂取するだけで痩せるというような楽なものはないと思った方がいいでしょう。
脂肪燃焼サプリなどにもカプサイシンが含まれるものがありますが、摂取だけすれば痩せるというものではなく、サプリメントの摂取はあくまで補助的なもので運動を合わせて行うことが重要です。
デメリット
・下痢になる
・動機や息切れ
・毒性がある
・痔になる
・胃腸が荒れる
カプサイシンは刺激物ですので、食べ過ぎると胃腸を荒らします。
・下痢になる
カプサイシンが胃腸を刺激し下痢になる可能性があります。
・動機や息切れ
カプサイシンが交感神経の働きを活発にすることはお伝えしました。
交感神経が活発になると、心拍数が上がり血圧も上昇します。
その結果、動機や息切れが起こります。
・毒性がある
カプサイシンには毒性があり、食べ過ぎると死に至る危険性があります。
体重1㎏あたり60〜75mgのカプサイシンを摂取すると死に至る危険があるので注意が必要です。
唐辛子1gに3gのカプサイシンが含まれるので唐辛子1㎏を食べてやっと3000mgですから、普通ではここまで食べるのはありえないでしょう。
・痔になる
カプサイシンは腸では分解されません。
そのまま便中に出てくるため、肛門への負担がかかり時になる危険性があるので注意が必要です。
また肛門には痛覚があり痛みを感じるので、肛門がヒリヒリするといったことにもなります。
カプサイシンの摂取目安量
具体的な摂取目安量の取り決めは見つかりませんでした。
生活するうえで一般的に食事から摂取する分には問題ないと考えていいでしょう。
しかし、辛味に対する耐性は人によって異なります。
これは人によってカプサイシンの感受性が異なるためです。
ですので辛いの得意な人もいれば、苦手な人もいるのですね。
辛いのが苦手な人は無理に摂取しないほうがいいでしょう。
当然ですが、致死量に達するほどのカプサイシンの摂取はするべきではありません。
カプサイシンの効果とはのまとめ
カプサイシンに関する疑問は解消されたでしょうか。
適度な量のカプサイシンを摂取することは体にとってもいい影響を与えると考えられそうです。
しかし、過剰摂取や辛いのが苦手な方が無理にカプサイシンを摂取するとかえって健康に悪影響を及ぼす危険もあるので注意が必要です。
くれぐれもカプサイシンを摂取するだけで痩せるなんて思わないように、ダイエットは規則正しい食事と適度な運動を心がけてくださいね。
合わせて読みたい記事はこちら
ポリフェノールの効果とは|ポリフェノールを含む食材と効果まとめ
プリン体とは|プリン体が多く含まれる食品や摂取量について
ビタミンDの効果とは|ビタミンDを効果的に摂取しよう
【ダイエットをより効果的に】痩せるために知っておいて欲しいその方法と考え方5つ
【ダイエットをより効果的に】痩せたいと思った時にまずやってほしい4つのこと