【筋トレ前の食事が大切!】おすすめの食べ物や食べる時間帯は?

筋トレの効果を最大限に引き出したいなら、筋トレ前の食事を疎かにしてはいけません。

筋トレ前の食事は、トレーニング中のエネルギーとなりパフォーマンスを最大限に引き出してくれます。

またトレーニング中にエネルギー不足に陥ると、筋トレ中にも関わらず筋肉が分解され返って筋肉が減ってしまうということにもなりかねません。

この記事では、

「トレーニング前の食事は摂取するべきか?」
「どのタイミングで何を摂取するべきか?」

などの疑問を解決していく内容になっています。

この辺りが疑問に思っている方はぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

では早速みていきましょう。

筋トレ前の食事のおすすめや食べる時間帯は?

筋トレ前の食事は取るべきか?

筋トレ前は食事を摂取することをおすすめします。

筋トレ中はグリコーゲンをエネルギーとして使います。

グリコーゲンとは糖質を分解したものです。

このグリコーゲンが枯渇した状態でトレーニングすると、体を動かすためのエネルギーであるグリコーゲンが不足していると、筋肉中にあるタンパク質を分解して体を動かす状態となります。

筋肉をつけるために筋トレしている場合は本末転倒となってしまうわけです。

また無理に運動を続けると低血糖になり、めまいや頭痛、吐き気などの体調不良を引き起こす危険性もあるので注意が必要です。

このような理由から、筋トレ前は必ず食事を摂取したほうが効果的といえます。

筋トレの前に摂取するべき栄養

筋トレ前に摂取するべきなのは糖質とアミノ酸です。

糖質

ダイエット中の方は糖質を控えているという方も多いと思います。

しかし、糖質を摂取しないと先ほどお伝えしたように筋肉が分解されてしまいます。

筋肉が分解されると代謝が落ちるので、筋肉が減ることによって体重が減ったとしても太りやすい体になってしまいます。

ですのでトレーニング前の糖質の摂取は筋肉をつけたい方も、ダイエット目的でしている方も必要といえるのです。

アミノ酸

アミノ酸はタンパク質を分解したものをいいます。

筋肉を構成するタンパク質は20種類のアミノ酸からできていて、体内で合成できないアミノ酸のことを必須アミノ酸(Essential Amino Acids略してEAA)といいます。

その中でも大切だとされるアミノ酸がバリン、ロイシン、イソロイシンの3つでこれらをBranched Chain Amino Acids略してBCAAといいます。

このEAAやBCAAもトレーニング中にエネルギーとして利用されます。

血中のアミノ酸濃度が下がると筋肉からのタンパク質を分解し、アミノ酸をエネルギーとして消費します。

ですのでトレーニング前やトレーニング中にこれらを摂取することで、筋肉の分解の分解を抑制してくれる期待できます。

筋トレ前に摂取するおすすめの食材

糖質

糖質の含まれるおすすめの食材はおにぎりやバナナ、スポーツドリンクなどです。

アミノ酸

タンパク質である肉や魚、卵などがいいでしょう。

それ以外ではEAAやBCAAのサプリメントを摂取するのも効果的です。

トレーニング前の食事の摂取するタイミング

糖質

おにぎりなどの糖質は最低でもトレーニング1時間前には摂取するようにしましょう。

バナナなどのフルーツであれば30分前くらい、糖質の含まれるスポーツドリンクであれば直前でも大丈夫です。

アミノ酸

肉や魚、卵であれば最低でもトレーニングの1時間前には摂取してください。

サプリメントであれば30分くらい前から摂取し始めて、トレーニング中も摂取しても問題ありません。

なぜおにぎりなどは食後1時間空けたほうがいいのか

糖質もアミノ酸もそうですが、おにぎりや肉や魚、卵などの固形物をトレーニング直前に食べると食べ物を消化するまでの時間がかかってしまい、トレーニング中に気分が悪くなったり血液が食べ物を消化するのに胃や腸などの消化器の方に集中してしまい、トレーニング中の筋肉に回らなくなって筋トレの効果が薄れてしまいます。

トレーニング直前にしか食事を摂取できないという場合は、バナナやスポーツドリンク、サプリなど吸収の早いものを摂取するようにしましょう。

おすすめのサプリメント

糖質

マルトデキストリン

糖質の中でも吸収の早い糖質になります。

そのためトレーニング前やトレーニング中のエネルギー補給として摂取すると効果的です。

トレーニング前であれば30分くらい前から少しずつ飲みます。

一度に大量に摂取するのではなく小まめに摂取するのが効果的です。

バルクスポーツ カーボパウダー MD 2kg ノンフレーバー

粉飴

粉飴もマルトデキストリンと同様の摂取方法です。

H+Bライフサイエンス 粉飴顆粒 1kg

アミノ酸

EAA

EAAもトレーニング前の30分くらい前から少しずつ摂取します。

トレーニング中の摂取も効果的です。

バルクスポーツ アミノ酸 EAAパウダー

BCAA

BCAAもEAAと同様にトレーニング前の30分くらい前から少しずつ摂取してください。

こちらもトレーニング中の摂取も効果的です。

Scivation Xtend BCAA

EAAとBCAAの違い

EAAは先ほどもお伝えしたように必須アミノ酸が全て含まれています。

BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンの3つだけです。

ですのでEAAをを摂取していれば間違いないと思っていただければいいと思います。

BCAAでも筋肉の分解を抑制する効果があるとはいえ、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つだけしか含まれていないと考えるとEAAには劣ると考えられます。

筋トレ前の食事のおすすめや食べる時間帯は?のまとめ

いかがだったでしょうか。

トレーニング前の食事の摂取は筋肉に対してとても重要だということがおわかり頂けたかと思います。

糖質とアミノ酸を効果的に摂取し、筋トレの効果を最大限にしてください。

トレーニングのタイミング的に食事からの摂取が難しい場合は、サプリメントを活用するのがおすすめです。

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パーソナルトレーニングジム「 The Body Professional 」を経営。小学生から高齢者まで年間延べ2000人のダイエットや体作りをサポート。ダイエットに成功する人が必然的にやっているルールを実践するだけで気付いた時には痩せている。そんな状態を作り出す『ベストスタイルダイエット』を全国に広めるために活動中。ブログ以外でもオンラインでダイエットサポート中。
◆柔道整復師 ◆鍼灸師 ◆パーソナルトレーナー