ダイエットを闇雲にしていませんか。
手当たり次第に「運動」や「食事制限」を始めるのではなく、自分の現状がどうなっているのかを知る必要があります。
そこで今回は、ダイエットをする前にやるべきことをまとめてみましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
なぜ太ったか原因を考える
痩せるためには、太った原因を知ることがとても大切です。
・運動をやめてから
・食ベるものが変わったから
・食事の時間が変わったから
・ストレスが溜まってきてから
・年をとってきてから
・タバコをやめてから
このように太る原因というのは、いろいろあります。
自分が太った原因を知ることで、自分がどんなことに気をつけてダイエットをすればいいか見えてきます。
運動が減ったことが原因なら運動を増やしましょう。
食べるものが原因であれば、食べるものを見直す必要があります。
食事の時間が原因なら、時間を変えましょう。
ストレスが原因なら、そのストレスを取り除くことが一番ですが、それが難しければストレスを発散する方法を見つけましょう。
年をとることで、太ってきなら代謝が下がってきていることが考えられるので筋トレなどの運動をすることが大切です。
タバコをやめたことが原因であれば、口が寂しくて何かを食べている可能性が高いですね。
間食を見直しましょう。
というように、原因により対応も様々です。
原因をどのような方法で解決できるか考える
運動が足りないのであれば、運動をする若しくは増やす必要があります。
ではその足りない運動を補うためには、ジムへ通う必要があるのか、自宅でできる程度でいいのか、はたまたパーソナルジムのようなマンツーマン指導を受ける必要があるのかを考えます。
おすすめなのはジムへ通うことです。
自宅で出来る運動には限界があり、また長続きもしない可能性が高いです。
ジムであればマシンがあり豊富な運動ができます。
またパーソナルジムへ行けばトレーナーがついてくれるので、ダイエット成功率が格段に上がります。
トレーナーがついて運動や食事を細かく指導してくれるのは、とても大きいですね。
基本的にパーソナルジムは完全予約制ですので、予約してしまうとよほどの理由がない限り休まないという強制力が働くのもメリットです。
自分でジムへ通うのもいいですが、よほど自分に厳しくないと続かないでしょう。
食べる時間については、夜ご飯が遅くなっていることが太る原因としては多いですね。
出来るだけ早めの時間に食べましょう。
できれば夜の8時までには食事を済ませておきたいところです。
夜になるに連れて代謝は下がっていきます、さらに夜は特にエネルギーを使う必要がないので余ったエネルギーは脂肪として蓄えられてしまいます。
仕事などでどうしても遅い時間になる場合は、炭水化物を減らしたり、サラダとプロテインなどのタンパク質を中心とした糖質の少ない食事で済ませるのがいいでしょう。
食べ物が原因の場合は、糖質の取りすぎか脂質の取りすぎ、お酒の飲み過ぎなどが考えられます。
糖質は体や脳を動かすために必要なエネルギーですが、必要以上の摂取は太る原因になります。
特に夜遅い時間の過剰な糖質摂取は控えましょう。
飲み会の後の締めのラーメンなどは禁物です。
あとは間食でお菓子や、ケーキなどのおやつ類も気をつけましょう。
間食すること自体は、悪いことではなくむしろ食間が空きすぎるのも良くありません。
できれば4〜5時間おきに食べるのがおすすめです。
間食でもタンパク質がメインの食材を選びましょう。
あたりめやビーフジャーキー、ゆで卵、アーモンドやくるみもおすすめです。
間食をすることで空腹を抑えることができ、食べ過ぎや血糖値の上昇を抑えることができます。
1食の量が多くならないようにすることも大切です。
分食を心がけましょう。
1日4〜5食くらい食べても構いません。
年は誰でも取るものですが、年をとるに連れ代謝が下がって太りやすくなるので「年をとって太りやすくなった」「痩せにくくなった」というのは多くの方が経験する悩みです。
これも基本的には運動が必要になってきます。
筋トレや有酸素運動を合わせて行うのがいいでしょう。
年齢を重ねると、特に気をつけたいのはケガです。
筋トレを頑張ろうと始めた矢先にケガをしてしまったというのも良く聞きます。
焦って無理せず自分のペースで少しずつ行ってください。
トレーニングのやり方が分からなければ、自己流でするのではなく専門知識のある人に聞いてから行ってくださいね。
専門的知識のある人に相談する
自分で原因や解決方法がわからない場合は専門的知識のある人に相談してみましょう。
知り合いでもいいですし、ジムの無料カウンセリングなどを利用するのもいいでしょう。
自分では原因がわからないことも、専門家に相談すれば原因がはっきりします。
自分一人で悩まないでくださいね。
特に自己流で始めたダイエットで失敗したり、リバウンドするとまたダイエットにチャレンジする機会を先延ばしにしてしまいます。
すると、どんどんダイエットするのが億劫になり長引けば長引くほど痩せにくくなります。
太った状態が長ければ長いほど、脳はそれが正常な状態だと判断するので痩せにくくなったりリバウンドしやすくなったります。
出来るだけ早い段階で、元の体重やベストの体重に戻してあげましょう。
目標と計画を立てる
ダイエットの方向性が決まったら、どれくらいに時期までにどれくらい痩せるかを決めましょう。
ここが曖昧だと、ダイエットがうまくいっているのか、痩せるペースが早いのか遅いのかなどがわからなくなってしまいます。
この目標を決めるときに、「出来るだけ早く」のような設定も曖昧ですのでやめておきましょう。
なるべく早く痩せたい気持ちはわかりますが、思ったように痩せれず挫折してしまう可能性が高くなります。
また2ヶ月で10㎏というような、極端なダイエットもおすすめできません。
ダイエット開始時の体重にもよりますし、不可能な数字ではないのですが急激に痩せようとするとそれだけハードな運動、徹底した食事管理が必要になります。
短期集中型のダイエットは一見、集中して取り組めるので成功率が高いように思いますが、その分リバウンドのリスクも高くなります。
リバウンドしてしまってはせっかく頑張ったダイエットも無駄になってしまいます。
ゆっくりなペースでいいのです。痩せてその体を維持するということを忘れないでください。
1週間を振り返って、1週間前より少しでも体重が落ちていれば大丈夫です。
1日で体重の変動をみて「痩せていなかった」「太っていた」と一喜一憂せずにしましょう。
1週間で500gでも体重が減れば、1ヶ月では2㎏落ちることになります。
それが仮に1年続けば、24㎏落ちることになりますから1週間で500gもバカにできない事がおわかりいただけると思います。
「塵も積もれば山となる」のようにダイエットは根気と忍耐が必要になります。
焦らず自分のペースで継続することを忘れないでください。
そしてそれが習慣になればリバウンドすることなく、痩せて引き締まった体が定着してくれます。
そこまで来て初めて、ダイエットが成功したと言えるでしょう。
まとめ
痩せたいと思ったら、むやみやたらにダイエットを始めるのではなく原因を考えて、解決策を見つけて、見つからなければ専門家に相談してください。
あとはしっかり目標と計画を立てて、実行するのみです。
当たり前のようなことを書きましたが、これが意外とできていない人が多いんですよね。
一度、痩せることができたら少々、太っても焦ることがなくなります。
痩せたいと思ったら、まずは自分を知ることが大切です。